鈴木みのる

鈴木みのる

鈴木みのる（本名：鈴木 実、1968年6月17日生まれ）は、日本のプロレスラー、実業家、総合格闘家であり、神奈川県横浜市出身です。国内外での様々なプロレス団体に参戦し、特にパンクラスの設立メンバーとして知られています。

来歴

新日本プロレス時代

鈴木は横浜高等学校でレスリング部に所属し、国体で2位の成績を収めた後、1987年に新日本プロレスに入門しました。1988年6月23日に飯塚孝之と対戦しデビューを果たし、同年10月には初勝利を収めます。彼は前座戦線での佐々木健介との好勝負などで注目を集めましたが、1989年3月、アントニオ猪木との対戦後に新日本プロレスを退団します。

UWFへの移籍

その後、UWFに加入し、1989年には田村潔司のデビュー戦の相手を務めます。また、1990年にはモーリス・スミスとの異種格闘技戦に出場しますが、KO負けを喫しました。1991年にはUWFを退団し、藤原組に参加します。この時期にはカール・ゴッチからの指導も受け、彼に強い影響を受けました。実業家としても手腕を発揮し、様々なイベントやグッズ販売を行う「パイルドライバー」を設立しました。

パンクラスの設立

1993年、彼は藤原組を退団し、パンクラスを設立します。船木誠勝と共に、1994年には再びモーリス・スミスと戦い、雪辱を果たしました。しかし、その後は怪我に悩まされ、長期欠場を余儀なくされました。

プロレス復帰と新たなキャラクター

鈴木は2003年からパンクラスのプロレス部門の「パンクラスMISSION」を立ち上げ、プロレスに復帰しました。不良のイメージを持ったキャラクターを演じるようになり、「世界一性格の悪い男」と称されるようになります。新日本プロレスに再参戦し、IWGP王座に挑むなど、彼は再び注目の的となりました。

鈴木軍とストロングスタイル

2011年には「鈴木軍」を結成し、他団体でも活動を広げながら独自のスタイルを確立していきました。また、2023年には「ストロングスタイル」を掲げた新たなユニットを組織し、選手たちのさらなる育成に努めています。

私生活と交流

鈴木は俳優の上地雄輔との交流をもち、また釣りやコンピューターゲームも趣味としています。特に漫画『ONE PIECE|ONE_PIECE』のファンであり、彼自身もアニメに出演したことがあります。ヘアスタイルにもこだわりがあり、試合前には特に気を使っていることでも知られています。

鈴木みのるは、リング上での強さだけでなく、ファンとの距離感や実業家としての一面でも注目され続けています。彼の多才な活動は、今後も多くの人々に影響を与えることでしょう。

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