川路遥香

川路 遥香のプロフィールと競技人生

川路 遥香（かわじ はるか）は、1997年8月26日に埼玉県で生まれた女子競輪選手です。彼女は日本競輪選手会埼玉支部に所属し、ホームバンクは大宮競輪場となっています。競輪選手としてのキャリアはまだ始まったばかりですが、彼女の背景には特異な経歴があります。彼女は日本競輪選手養成所の第120期生であり、師匠には緒方剛（92期）がいます。また、青山学院大学を卒業しています。

競泳から競輪へ

遥香は幼少期から競泳に取り組み、さまざまな大会にも出場してきました。国民体育大会、ジュニアオリンピック、さらにはリオデジャネイロオリンピックの選考会も経験しており、特にその中学生時代には200メートル自由形リレーで「短水路日本中学新記録」を樹立しました。この記録は、2022年4月現在でも保持されています。

高校を卒業後、彼女はスポーツ推薦を受けて青山学院大学に進学し、大学でも競泳に力を入れていました。しかし、大学生活の中で就職活動に悩むうちに、父親からガールズケイリンを勧められたことがきっかけで競輪選手を志すようになりました。この時点で大学は留年していましたが、競輪選手としてのキャリアを選んだ遥香は、のちに再び大学に通い続け、2021年10月に無事卒業を果たしました。

競輪選手としてのデビュー

遥香は2020年1月16日に日本競輪選手養成所第120回適性試験に合格し、その後の養成所での競走成績は10位、勝利数は6勝を記録しました。この成績を経て、2021年5月1日に静岡競輪場でデビューを果たしました。デビュー戦では4着という成績を収めましたが、翌日のレースでは不運にも落車して失格となってしまいました。

今後の展望

競輪という新たな競技に挑戦している川路遥香のこれからの活躍が非常に楽しみです。彼女が持つ水泳で培った経験や endurance（持久力）は、今後の競輪でも大いに役立つことでしょう。競技人生の途中で進路を大きく転換した彼女の姿は、多くの人々に勇気を与えるはずです。競輪界での成長や躍進を見守りたいですね。

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