工藤綾乃(くどう あやの)、
1994年5月7日生まれの日本の
演歌歌手で
実業家としても知られています。彼女は
山形県山形市桧町出身で、音楽レーベルはAyano Records(PESOLA RECORDS)、所属事務所は自身が設立した株式会社Sunflower綾乃です。
経歴
幼少期から
歌手でもある母の影響を受け、民謡を習い始めた工藤は、数多くの民謡大会で優秀な成績を収め、その実力を証明しました。2010年、高校1年時には「
弦哲也北区の
演歌座2010」に参戦し、大賞を受賞。これにより著名な作曲家・
弦哲也の指導を受けることになりました。
2014年1月29日、彼女は「さくらんぼ 恋しんぼ」で、
徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューを果たし、「山形のひだまり娘」というキャッチフレーズで親しまれるようになりました。また、2018年には、同じ東北出身の
津吹みゆや
羽山みずきとともに女性
演歌ユニット「みちのく娘!」を結成しました。
2023年には「洗ひ髪」が
オリコン週間
演歌・歌謡曲シングルランキングで1位を獲得し、その存在感を再確認させる出来事がありました。2024年1月には長年にわたり所属していた徳間ジャパン及びアルデル・ジローから独立し、個人事務所を設立して代表に就任。芸名を自身の本名である「
工藤綾乃」として改めました。独立後、同年の8月には初のシングル「ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)」をリリースし、新たなスタートを切りました。
人物について
工藤綾乃は身長155cmで血液型はO型です。彼女の元恩師である
弦哲也は、工藤の歌声を「昭和の忘れ物」と評し、彼女の歌にはふるさとの風景や懐かしい思い出がよみがえると太鼓判を押しています。趣味には民謡や太鼓、さらにはスポーツ全般があり、特技として料理も持ち合わせています。
実家では父親と母親が惣菜屋を経営しており、十歳以上も年齢が離れた兄がいます。自然と地域の文化に触れ育った彼女の成長には、多くの影響があったと言えるでしょう。
受賞歴
工藤綾乃は数々のコンクールや大会で受賞歴を持ちます。一部を挙げると、2002年の第5回紅花摘み唄コンクール全国大会では最優秀賞を受賞し、同年の
山形県民謡選手権大会でも最優秀賞を獲得。また、2006年には第49回
山形県民謡王座決定大会・少年少女の部で優勝し、2009年にも同大会で再び優勝しました。2010年には、
弦哲也のオーディションで大賞を受賞し、2011年には
NHKのど自慢山形県天童大会のチャンピオンに輝いています。
ディスコグラフィ
シングル
- - 工藤あやの名義(徳間ジャパン)
- - 工藤綾乃名義(Ayano Records / PESOLA Records)
アルバム
出演ラジオ
いくつかのラジオ番組に出演しており、放送中のものには「
工藤綾乃の あやラジ」があり、毎週火曜日と土曜日に放送されています。過去には多くの番組に出演してきました。
CM・広告
また、彼女は三洋株式会社のイメージキャラクターとしても活動し、地域の食品業界でも認知されています。
工藤綾乃のこれからの活動について、ファンや音楽界が期待を寄せています。彼女の新たな挑戦に注目が集まる中、今後の活躍にも期待が高まっています。