市原市立姉崎小学校

市原市立姉崎小学校

市原市立姉崎小学校は、千葉県市原市椎津に位置する公立小学校です。通称「姉小（あねしょう）」として地域住民に親しまれています。この学校は、1873年（明治6年）に開校し、2023年には創立150周年を迎えました。

概要

姉崎小学校は、市原市西部、姉崎地区に所在しています。そのルーツは、江戸時代後期の天保年間に設置された鶴牧藩の藩校「修来館」に遡ります。藩校時代を含めると、その歴史は約200年にも及び、市原市内の小学校の中でも最も古い学校の一つです。

現在、姉崎小学校は椎津にありますが、学校名が示す通り、元々は姉崎にありました。現在の姉崎地区には、市原市立明神小学校があります。市原市の全ての市立学校と同様に、姉崎小学校も2学期制を採用しています。

沿革

概歴

姉崎小学校は、1873年（明治6年）に妙経寺の裏手に開校しました。その後、1890年（明治23年）に椎津小学校と合併し、1897年（明治30年）に姉崎尋常高等小学校と改称されました。1927年（昭和16年）には姉崎町国民学校となり、1947年（昭和22年）の学校教育法施工に伴い、姉崎町立姉崎小学校に改称しました。1963年（昭和38年）には市原市立姉崎小学校に改称し、1972年（昭和47年）には市原市立明神小学校が分離開校しました。

校舎は、開校当初は妙経寺裏にありましたが、1896年（明治29年）に鶴牧城跡へ、1925年（大正14年）には現在の場所である鶴牧藩庁と修来館跡地に移転しました。2006年（平成18年）には、読書活動が評価され、文部科学大臣表彰を受けました。

年表

1873年（明治6年）6月15日 - 姉崎小学校が開校。
1890年（明治23年）1月10日 - 椎津小学校と合併。
1896年（明治29年）5月 - 鶴牧城跡へ移転。
1897年（明治30年）2月25日 - 姉崎尋常高等小学校に改称し、開校式を実施（この日を創立記念日とする）。
1925年（大正14年）5月 - 現在地に移転。
1941年（昭和16年）4月1日 - 姉崎町国民学校に改称。
1947年（昭和22年）4月1日 - 姉崎町立姉崎小学校に改称。姉崎町立姉崎中学校の仮校舎を敷地内に設置。
1958年（昭和33年）5月 - 講堂が完成。
1962年（昭和37年）12月27日 - 第一校舎が完成。
1963年（昭和38年）5月1日 - 市原市立姉崎小学校に改称。8月10日 - プールが完成。
1966年（昭和41年）4月1日 - プレハブ教室を設置。
1969年（昭和44年）7月 - 新校歌を制定。
1970年（昭和45年）3月 - 第二校舎が完成。
1971年（昭和46年）7月 - 市原市立明神小学校が分離。
1972年（昭和47年）11月25日 - 開校100周年記念式典を挙行。
1978年（昭和53年）2月28日 - 第三校舎が完成。
1990年（平成2年）12月 - 新体育館と屋上プールが完成。講堂を取り壊し。
1992年（平成4年）11月25日 - 開校120周年記念式典を挙行、記念誌を発行。

施設

敷地

所在地：〒299-0118 千葉県市原市椎津461番地
所有者：市原市
敷地面積：16,047m2
用途地域：指定なし
指定建蔽率：60%
指定容積率：100%
取得価格：不明

建物

校舎の他に体育館やプールなどが設置されています。

学校規模

2022年（令和4年）4月1日現在

諸活動

児童会活動

児童会による様々な活動が活発に行われています。

部活動

様々な部活動があり、児童の自主的な活動を支援しています。

年間行事

運動会や学芸会など、多くの学校行事があります。

通学区域

以下の町丁字とその範囲が通学区域に指定されています。

姉崎海岸の一部
椎津の一部
姉崎の一部
姉崎西1 - 3丁目
姉崎東1 - 3丁目

通学区域内施設

姉ケ崎駅
市原市姉崎保健福祉センター
姉ヶ崎幼稚園
姉崎運動広場
姉崎自動車教習所
飯島マザーズクリニック

中学校区

市原市立姉崎中学校

隣接小学校区

市原市立青葉台小学校
市原市立明神小学校
市原市立有秋西小学校
市原市立有秋南小学校
袖ケ浦市立長浦小学校

アクセス

姉ケ崎駅から徒歩15分
小湊鐵道・日東交通バス（姉ケ崎駅東口 - 有秋台方面、ダイヤパレス方面、市原緑園都市方面、桜台方面）「砂子（いさご）」下車、徒歩2分
小湊鐵道バス（八幡宿駅・五井駅 - 別荘下方面）「姉崎仲町（あねさきなかちょう）」下車、徒歩5分

出身有名人

岡島一正（政治家）

脚注

関連項目

市原市の小学校一覧
市原市立明神小学校

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