市立札幌病院

市立札幌病院

市立札幌病院は、札幌市中央区にある、地域医療を支える重要な役割を担う病院です。

概要

市立札幌病院は、以下の特徴を持つ、高度な医療を提供する病院です。

総合周産期母子医療センター: 道央地域で唯一の指定を受けており、母体と新生児に対する高度な医療を提供しています。
第一種感染症指定医療機関: 北海道内で唯一の指定を受けており、感染症患者の受け入れと治療において重要な役割を果たしています。
地域医療支援病院: 北海道内の自治体病院として初めて指定を受け、地域医療機関との連携を強化し、地域全体の医療水準の向上に貢献しています。
精神医療センター: 東北以北で唯一のスーパー救急・合併症病棟を備え、精神疾患を抱える患者に対し、専門的な医療を提供しています。

札幌市消防局救急ワークステーションや札幌市立大学桑園キャンパス（看護学部）が隣接しており、救急医療や看護教育においても連携を図っています。また、施設の大規模改修を計画しており、更なる医療サービスの向上を目指しています。

2018年の北海道胆振東部地震の際には、非常用電源が稼働し続けたため、人工呼吸器や人工透析が必要な入院患者を他の病院から受け入れるなど、災害時における医療拠点としての役割を果たしました。

沿革

市立札幌病院は、1869年に斎藤龍安が開拓使治療所を移転したことに始まります。その後、以下の変遷を経て、現在の市立札幌病院へと発展しました。

1869年：斎藤龍安が札幌元村に小屋を設け、銭函から開拓使治療所（仮病院）を移転
1870年：東創成町に札幌仮病院開設
1871年：病室の新築工事完成
1891年：新病院（現在の中央区北1条西8~9丁目）に移転
1922年：市制施行により、「市立札幌病院」と改称
1923年：本館竣工
1934年：平岸分院（静養院）竣工
1980年：南ヶ丘分院（隔離病舎）竣工
1995年：旧国鉄札幌資材センター跡地の現在地に移転
2004年：南ヶ丘診療所廃止
2007年：感染症病棟竣工
2008年：地域連携センター、気胸センター開設
2010年：ファシリティマネジメント導入。子宮脱センター開設
2011年：脳神経センター、循環器センター開設
2012年：精神医療センター開設し、静養院の成人部門を統合
2014年：臨床研修センター開設

診療科等

市立札幌病院では、以下の診療科を設けています。

(情報は省略)

専門外来

女性専門外来
セカンド・オピニオン外来
乳腺専門外来
創傷・フットケア外来
胎児心臓エコー外来

部門

看護部
薬剤部
検査部
放射線部
医療品質総合管理部

センター

(情報は省略)

施設認定

(情報は省略)

アクセス

北海道中央バス、じょうてつ「市立病院前」バス停下車
ジェイ・アール北海道バス「市立病院前」「桑園駅」バス停下車
JR桑園駅から徒歩約3分

駐車場も約390台分用意されています。

外部リンク

* 市立札幌病院

もう一度検索