帯広運転所

帯広運転所

帯広運転所は、北海道帯広市西19条南1丁目4に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）釧路支社の運転士が所属する組織です。かつては「釧オロ」という略号が用いられていました。

概要

以前は帯広駅構内の南側に位置していましたが、高架化事業に伴い、1996年（平成8年）に帯広貨物駅構内へと移転しました。帯広貨物駅の南側には、留置線や給油設備が設けられており、気動車の給油や夜間の滞泊が行われています。運転士の重要な拠点として、安全な運行を支える役割を担っています。

沿革

帯広運転所は、その歴史の中で組織名や所属の変更を繰り返してきました。

1925年（大正14年）12月10日 - 士幌線の開業に合わせて、池田機関庫帯広分庫として創設。
1936年（昭和11年）9月1日 - 池田機関区帯広支区に組織変更。
1960年（昭和35年）11月1日 - 帯広管理所に組織変更。
1969年（昭和44年）4月1日 - 帯広運転区に組織変更。
1984年（昭和59年）2月1日 - 帯広運転区池田支区が廃止。
1985年（昭和60年）3月14日 - 新得機関区の廃止に伴い、帯広運転区新得派出所を設置（後に廃止）。
1987年（昭和62年）
3月1日 - 帯広運転所に改称。
4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道に継承。
1992年（平成4年）7月5日 - 現在地に移転。


これらの変遷を経て、現在の帯広運転所として、日々の安全輸送に貢献しています。

関連項目

* 釧路運輸車両所

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