常磐井家

常磐井家は、浄土真宗の開祖である親鸞の弟子、真仏に始まる真宗高田派専修寺住職の家系です。

家系の始まりと明治維新

第21世住職・堯熙（ぎょうき。1844年 - 1919年）は、関白近衛忠煕の子として生まれました。明治維新後の1872年（明治5年）に華族に列せられ、新たに常磐井家を創設。1896年（明治29年）には男爵を授けられました。堯熙は、兄の子である堯猷（たかゆき）を養子として迎え、家の後継者としました。また、他にも養女がいました。

堯猷とその子孫

堯猷（22世。1872年3月15日 - 1951年1月27日）以降の子孫について解説します。

堯猷には4人の娘がいましたが、うち2人は庶子でした。

長男・堯祺（たかよし） (23世)：1905年11月26日 - 1992年5月8日
孫・理（おさむ）：1948年9月2日生まれ
曾孫・亘（わたる）：1979年4月10日生まれ
孫・隆（たかし）：1963年7月24日生まれ
次男・鸞猷（らんゆう）（猷麿（ゆうまろ））：1932年9月25日 - 。2013年10月27日に専修寺法主を子に譲り、24世法主を退位。2017年時点で存命が確認されています。
孫・慈裕（じゆう）（慈祥とも）：1959年11月18日生まれ
* 妻・まや：藤田宏達（元札幌大谷短期大学長）の長女。高田派婦人連合会会長を務めました。1962年 - 2022年。


常磐井家は、日本の歴史と深く関わりながら、その血筋と伝統を現代に受け継いでいます。

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