常葉大学附属橘中学校・高等学校

常葉大学附属橘中学校・高等学校

常葉大学附属橘中学校・高等学校（とこはだいがくふぞくたちばなちゅうがっこう・こうとうがっこう）は静岡県静岡市葵区に位置する私立の中高一貫校です。略称として「常葉橘」や「橘」が用いられています。

学校の概要

この学校は高等学校において普通科と英数科を設置しており、普通科は総合進学コースと総合芸術コースに分かれています。特に総合芸術コースでは美術と吹奏楽を選択することが可能です。生徒の実力に応じた転科も認められており、流動的な学びの環境が整っています。現在の男女比は約6対4で、男子生徒がやや多い状況です。

また、学校のスポーツ部門は非常に盛んで、2009年および2010年には野球部が甲子園に出場し、活躍を見せました。毎年75%を超える生徒が、系列校である常葉大学や常葉短大、専門学校へと内部進学しています。

沿革

1963年に男子校として開校された橘高等学校を発端に、1965年には橘中学校が設立され、その後1978年に「常葉学園橘高等学校」と改称されました。1984年には英数科が設置され、1987年に全学科が共学に移行するなど、時代の変化に応じた教育体制が整えられてきました。1999年には中学校と高等学校が統合され、現在の「常葉大学附属橘中学校・高等学校」へと進化を遂げました。

部活動

当校の運動部は特に強化され、多くの生徒が基地となる県大会で優れた成績を収めています。男子サッカー部と野球部は、ともに県大会決勝で浜名高校に勝ち、全国大会への道を切り拓きました。総じて、サッカー部は2005年や2012年など、全国選手権に出場を果たし、野球部も同様に2010年には中学校の大会で優勝するなど優秀な成績を残しています。

著名な卒業生

この学校はスポーツ界だけでなく、芸能界にも多くの著名人を輩出しています。プロサッカー選手の平松康平や薗田淳、プロ野球選手の髙橋遥人などがその一例です。音楽科の卒業生にはシンガーソングライターの栗林みな実や俳優の加藤諒がいます。

アクセス

学校へのアクセスは便利で、しずてつジャストラインの東部団地線「東部団地」停留所から徒歩3分、または竜爪山線や草薙瀬名新田線からも近く、通学にも便利です。

常葉大学附属橘中学校・高等学校は、充実した教育課程と活気あるクラブ活動を通じて、生徒たちに多様な経験と成長の場を提供しています。

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