平生翔大

平生 翔大（ひらお しょうだい、2002年10月11日生）は、日本のラグビーユニオン選手である。ジャパンラグビーリーグワンに所属する東京サントリーサンゴリアスの一員としてプレーしている。

彼のラグビーキャリアは幼い頃に始まった。小学校5年生の時に関西学院初等部へ編入したことを機に、その後は中学部、高等部へとエスカレーター式に進学し、一貫して関西学院のラグビー部で技術を磨き続けた。

特に高等部時代は、最上級生としてチームの主将という重責を担った。彼のリーダーシップの下、関西学院高等部ラグビー部は2020年度の全国高等学校ラグビーフットボール大会、いわゆる「花園」に5年ぶりに出場するという快挙を成し遂げた。平生の活躍はチームの躍進に大きく貢献し、個人としてもそのプレーが高く評価され、同大会の優秀選手に選出される栄誉を得た。

高校卒業後、彼は関西学院大学へ進学し、大学でもラグビーを続けた。大学ラグビーにおいても、最終学年時にはチームの主将を務め、リーダーとしての資質と経験をさらに深めた。

大学でのプレーを終え、プロの舞台への挑戦を決意。大学4年次に当たる2025年1月、ジャパンラグビーリーグワンの強豪クラブである東京サントリーサンゴリアスへの加入が正式に発表された。同年3月には母校である関西学院大学を卒業。

プロ選手としての第一歩を踏み出した平生は、2025年4月27日に行われたJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25シーズンの公式戦において、記念すべきデビューを果たした。この試合は第16節のカンファレンスB、トヨタヴェルブリッツとの一戦であり、彼は途中出場ながらプロリーグでの初キャップを獲得した。

学生時代から各カテゴリーでキャプテンを任されるなど、リーダーシップと確かな実力を兼ね備えた選手として成長してきた平生翔大。東京サンゴリアスでの今後の更なる活躍が期待されている。

もう一度検索