JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25

ジャパンラグビーリーグワン2024-25 DIVISION1：詳細解説

2024年12月21日より開幕するジャパンラグビーリーグワン2024-25シーズン。本記事では、最高峰リーグであるDIVISION1に焦点を当て、その概要、ルール変更、参加チーム、試合スケジュール、放送情報などを詳細に解説します。

リーグ戦の変更点

今シーズン、DIVISION1ではいくつかの重要な変更が導入されました。まず、各チームのリーグ戦における対戦数は18試合に増加。これは前シーズンより2試合多い数字です。試合数は増加するものの、同じカンファレンス内での総当たり戦（10試合）は前シーズンと同様です。変更点としては、異なるカンファレンスとの交流戦が6試合から8試合に増えました。

リーグ戦の日程は、まず同じカンファレンス内での総当たり戦5試合（第1節～第5節）、続いて異なるカンファレンスとの交流戦8試合（第6節～第13節）、最後に同じカンファレンス内での総当たり戦5試合（第14節～第18節）という構成です。

プレーオフトーナメントも大幅な変更があり、前シーズンの4チームから6チームに拡大。3週間にわたって6試合が開催されます。リーグ戦で1位と2位になったチームは、準決勝からの出場となります。

ルール変更

国際的な試験的ルールが導入される点も大きな特徴です。20分レッドカードやオフ・フィールド・レビュー（TMO）に加え、60秒ショットクロック、30秒以内ラインアウト形成、スクラムハーフへの保護、相手が争わないラインアウトでのノットストレート許容などが、2025年1月1日の世界公式実施に先駆けて導入されます。また、ハーフタイムも12分から15分に延長されました。これは国内社会人トップリーグでは初の試みとなります。

入替戦と開催地

DIVISION1とDIVISION2間の入替戦は、これまで3チームずつでしたが、今シーズンは2チームずつに縮小されます。また、DIVISION2とDIVISION3間の入替戦にもTMOが導入されます。

リーグ戦の開催地は23都道府県に拡大。新たに京都府、栃木県、山梨県が開催地に加わります。特に、京都府での開催はリーグワン初となります。

その他の変更点

DIVISION3には3チームが新規参入し、DIVISION1は12チーム、DIVISION2は8チーム、DIVISION3は6チームとなります。また、ワールドラグビーの国代表選出条件緩和に伴い、外国籍選手の参加条件も変更されています。

ニュージーランドクラブチームとの対戦は今シーズンは行われません。

チームとポストシーズン

リーグ戦では、前シーズンの順位を基に、6チームずつの2つのカンファレンスに分けられます。ポストシーズンでは、上位6チームによるプレーオフと、DIVISION2との入替戦が行われます。なお、トヨタヴェルブリッツとリコーブラックラムズ東京のホームスタジアムは、工事のため一部期間使用できません。

まとめ

ジャパンラグビーリーグワン2024-25シーズンDIVISION1は、ルール変更、試合数増加、開催地拡大など、多くの変化が見られます。新たな試みと各チームの熱戦に注目が集まる、エキサイティングなシーズンとなるでしょう。今後の展開に期待しましょう。

（注：記事は2023年11月時点の情報に基づいています。最新情報については公式ウェブサイトをご確認ください。）

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