幸せになりたい!とは？意味をやさしく解説

ドラマ「幸せになりたい！」の詳細解説

『幸せになりたい!』は、2005年7月から9月にかけてTBS系列で放送された連続ドラマです。主演は深田恭子と松下由樹。人生の壁に直面しながらも、前向きに生きる二人の女性の姿を描いたサクセスストーリーです。

あらすじ

高校3年生の浅田ひかり（深田恭子）は、病弱な母と二人の弟と暮らしています。ある日、父親が多額の借金を残して亡くなったことを知らされ、一家は取り立てに追われる生活を送ることに。ひかりは高校を中退し、生活のために職を探します。

一方、テレビ局「UBS」のプロデューサーである永井雅子（松下由樹）は、担当ドラマの視聴率不振に悩んでいました。そんな中、ひかりは清掃員としてUBSに入社し、ひょんなことから雅子の目に留まり、彼女のアシスタントとして働くことになります。

物語は、ひかりと雅子がそれぞれの「幸せ」を掴むまでを描いています。困難な状況の中でも、前向きに努力し、成長していく姿が感動を呼びました。

主要キャスト

浅田ひかり（深田恭子）：
主人公。優れた文才を持つ純粋で素直な性格。父親の借金のため高校を中退し、生活のために働き始める。UBSテレビで雅子のアシスタントとして才能を開花させる。
永井雅子（松下由樹）：
もう一人の主人公。UBSテレビの敏腕プロデューサー。真面目で仕事熱心だが、視聴率不振に悩んでいる。ひかりの才能を見抜き、アシスタントとして雇う。

UBSテレビ局の人物

長谷川純一（谷原章介）：
雅子のアシスタントプロデューサー。ひかりの元家庭教師。気弱な性格だが、ひかりの良き理解者。
佐久間裕也（伊原剛志）：
UBSテレビドラマ部部長。野心家でずる賢いが、有能な人物。雅子とひかりの才能を評価する。
熊野雄太郎（津川雅彦）：
UBSテレビドラマ部製作局長。温厚な性格で、情報通。

チーム永井

雅子の指揮するドラマ班のメンバー。
澤口修（監督）：佐渡稔
駒田孝治（チーフ助監督）：田中要次
本山仁（制作担当）：森下能幸
宮さん（照明）：大西武志
アキ（照明助手）：滝沢沙織
シーちゃん（メイク）：春日井静奈
薫（スクリプター）：大和田美帆
常子（デスク）：浅野麻衣子
青木（撮影）：武野功雄
八木沢（衣裳）：瀬戸陽一朗
市川（助監督）：大下源一郎
関根（大道具）- 杉浦理史
その他スタッフ：勝野洋輔、福田大久、櫻庭博道、内田健介、渡辺覚士、栗田和美、山口友和、山崎洋介、三枝俊博、伊藤力

UBS局員

星野早苗（伊藤かずえ）：
雅子の同期で良き相談相手。UBSテレビ総務部勤務。結婚しており、ゆったりとした生活を送っている。

黄金ローン

飯島晃（鶴見辰吾）：
消費者金融「黄金ローン」のヤクザ。借金取りだが、ひかりに優しく接する。
田島洋二（忍成修吾）：
飯島の部下。粗暴な性格だったが、ひかりに惹かれる。

浅田家

浅田芳江（銀粉蝶）：
ひかりの母親。夫の死後、荒んだ生活を送っている。
浅田武史（篠田拓馬）：
ひかりの弟。しっかり者で、弟の面倒をよく見ている。
浅田悟（綾部守人）：
ひかりの弟。純粋な性格。

その他の人物

平山真二（遠山俊也）：
人気作家。ドラマ化される自身の作品に細かく注文をつける。
斎藤先生（酒井敏也）：
芳江の主治医。
西園寺翔（岡田浩暉）：
人気俳優。ナルシストな性格。
小宮山隆之（江守徹）：
ベテラン脚本家。気難しい性格で、雅子を軽視する。

ゲスト出演者

各話に様々なゲストが登場し、物語を彩りました。

第1話：小林隆、螢雪次朗
第2、3話：三船美佳
第3話：柿辰丸
第4、5話：鹿内孝
第6、7話：あめくみちこ
第7話：佐戸井けん太、山村美智、嶋崎徹
第9話：山本龍二

スタッフ

脚本: 両沢和幸
演出: 両沢和幸、高野英治、松川嵩史
プロデューサー: 大賀文子、両沢和幸、加藤章一
音楽: 鴨宮諒
主題歌: Sugar「ひまわり」

その他

本作の脚本は、1994年放送の『お金がない!』と同じ両沢和幸が担当しており、両作には類似したシーンが見られます。
『ナースのお仕事』シリーズの主要キャストであった松下由樹、伊藤かずえ、岡田浩暉が本作でも共演しています。
劇中には、他の人気ドラマの音楽が挿入されるなどの演出も施されています。
平山の作品名には、SF小説や恋愛小説のパロディが用いられています。

放送日程

全10話で、初回は6分拡大版で放送されました。

幸せになりたい!