広仁寺

広仁寺

広仁寺は、中華人民共和国陝西省西安市蓮湖区に位置する仏教寺院であり、陝西省で唯一のチベット仏教寺院として知られています。

歴史

広仁寺の創建は清の康熙42年（1703年）に遡ります。建設開始から2年後の完成を見ました。しかし、清朝滅亡後には、寺院は地元政府の事務機関として使用されるという時期もありました。

1931年には、方丈室が爆破されるという事件が発生しましたが、楊虎城によって修復が行われました。その後、1950年代には地元政府が資金を投入し、仏寺の再建事業が行われました。1983年には、中華人民共和国国務院によって漢族地区仏教全国重点寺院の一つとして認定され、現在に至っています。

伽藍

広仁寺の境内には、以下の主要な建物が配置されています。

山門
天王殿
長寿殿
護法金剛殿
大雄宝殿
観音殿
多羅菩薩殿
千仏殿
蔵経閣
法堂

これらの伽藍は、広仁寺が辿ってきた歴史と、寺院の宗教的意義を物語る重要な要素となっています。

参考文献

* 梓岩 (2012) (中国語). 中国名寺. 安徽省合肥市: 黄山出版社. p. 134. ISBN 978-7-5461-3146-7

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