広島城北中学校・高等学校

広島城北中学校・高等学校について

広島城北中学校・高等学校（ひろしまじょうほくちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、広島県広島市東区に所在する私立の男子中学校及び高等学校です。この教育機関は1961年に開校し、以来中高一貫教育を行っています。

学校の理念

学校の建学の精神には「英才教育の徹底」「道徳教育の徹底」「錬身教育の徹底」という三つの要素があり、教育方針として「学不厭、教不倦」を掲げています。これは生徒が学ぶことを恐れず、教えられることに対しても真摯な態度で臨むことを意味しています。2021年度からは「城北プライド」というテーマが提唱されています。

制服と学校行事

生徒たちは海軍型の黒い詰襟学生服を着用しており、学校行事としては、6月下旬に行われる中学校運動会や高校体育祭、9月下旬には文化祭が開催されます。また、2017年度からは各生徒にiPadが配布され、授業に活用されています。

高校の特色

高等学校では特別進学コースが設置されており、2021年度には医学科進学コースも新設されました。2023年には高校からの新たな生徒募集が開始されるなど、常に進化を続けています。

沿革

学校は1960年に広島鯉城学園として設立された後、1961年に鯉城中学校が開校、その後1967年に現在の法人名「学校法人広島城北学園」に改称されました。1985年には新体育館が完成し、2005年には新校舎が建設されました。また、2016年には鯉昇館が完成し、多目的ホールや学習支援施設が整備されました。

学校生活と部活動

授業ではiPadを利用しており、昼休みには学食が利用可能で、放送部が音楽を流します。また、通学にはスクールバスが運行され、多様な地域からの生徒が通学しています。

運動部には硬式野球部や少林寺拳法部、剣道部などがあり、文化部には鉄道研究部、吹奏楽部、美術部などがあります。特に鉄道研究部は数度の受賞歴があり、優れた活動を続けています。COVID-19の影響を受けて、放送部はYouTubeやZoomを活用し、行事の配信を行っています。

国際交流

1981年からはアメリカ、イギリス、オーストラリアの学校と連携し、留学プログラムを実施しています。これにより、生徒たちは国際的な視野を広げる機会が与えられています。

施設

校内は管理棟や教室棟、体育館、寮などから構成され、各棟は連絡橋で結ばれています。

著名な卒業生

多くの卒業生がスポーツ界やメディア、文化芸術分野で活躍しており、社会に貢献しています。特に、自転車ロードレース選手の今中大介やプロボウラーの西村了などが知られています。

このように広島城北中学校・高等学校は教育の質を高め、多様な活動を提供し続けている教育機関です。

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