広瀬さとし

広瀬さとし（ひろせ さとし）

広瀬さとしは、1960年10月6日に大阪府で生まれた日本のギタリストであり、作曲家としても知られています。愛称は「JIMMY」で、音楽界に多大な影響を与えてきました。身長177cm、体重62kgの彼は、その独自のスタイルと技術で知られています。

来歴

彼の音楽キャリアは1979年に44MAGNUMに加入したことから始まります。このバンドは1983年にメジャーデビューを果たし、瞬く間に人気を集めます。広瀬は、D'ERLANGERのギタリストであるCIPHER（瀧川一郎）を弟子として迎え、二人の師弟関係は業界内でも特異なものとして認知されています。しかし、1989年には44MAGNUMが解散し、広瀬は新たな挑戦を始めることになります。

1990年には橋本ミユキと共にTOPAZを結成し、活動を再開。TOPAZ下で4枚のシングルと3枚のアルバムを発表し、高い評価を得ることになりますが、1993年には事実上解散を迎えます。

その後、1994年にビーイングに移籍し、片山圭司と共にspAedを結成します。もともとは元LOUDNESSの山下昌良の誘いによるものでした。この年、吉川晃司のバックバンドにギタリストとして参加し、1997年にはspAedを解散。初めてのソロ作品「SISTERS OF MINE」を収録したアルバム『Guitar Monster Vol.2』を発表することになります。

彼の音楽活動はこの後も続き、1998年にはISSAY（元DER ZIBET）らと「Φ（ファイ）」を結成し、2000年には同バンドを解散。その翌年には44MAGNUMが再結成され、2003年にはGOLD ROCKSにギタリストとして参加、以降は「GOLD ROCKS with Jimmy」としてライブを行います。その後、2004年にはVelvet Spiderとして活動をスタートし、2005年にはイジワルケイオールスターズのライブにギタリストおよびボーカルとして参加しました。

2007年にはMARINOのLEOと共にTHE GROOVE LINEを結成し、年末には吉川晃司の公演にゲストギタリストとして参加、1994年以来の共演を果たします。2010年にはボーカルも担当したアルバム『Obsession』で本格的なソロデビューを飾り、様々な音楽スタイルを取り入れた作品を世に送り出しています。

現在の活動

広瀬さとしは現在も44MAGNUMやJIMMY LEO GROUPといったバンドで活躍しており、その音楽活動は衰えることを知りません。独自のスタイルを貫きながら、新たなメンバーとのコラボレーションも行い、常に進化を遂げています。

ディスコグラフィ

彼の主なアルバムには、1997年にリリースされた『Guitar Monster Vol.2』と2010年の『Obsession』があり、それぞれ初となるソロ作品やキャリアの集大成とも言える作品が収録されています。また、彼は44MAGNUMやTOPAZなど、多数のバンド名義でもアルバムやシングルをリリースしています。

使用機材

広瀬は音楽活動の中で特定の機材を愛用しており、FERNANDES製のギターを中心に使用しています。特にBSVシリーズやESPのギターは、彼のスタイルを形作る重要な要素となっています。

その他の活動

彼は音楽活動だけでなく、ラジオ番組「広瀬さとしJimmyの『I'm On Fire!』」も担当しており、リスナーとの交流を大切にしています。音楽に対する情熱は今も健在であり、今後のさらなる活躍が期待されています。

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