広瀬アリス

広瀬アリス（Alice Hirose）

広瀬アリスは、1994年12月11日生まれの日本の女優であり、元ファッションモデルです。静岡県の清水区出身で、フォスタープラスに所属しています。彼女は女優の広瀬すずを妹に持ち、二人揃って注目されています。

生い立ちとモデルキャリア

アリスは小学6年生の時、地元のお祭りをきっかけにスカウトされました。当時はバスケットボールに夢中で、芸能界には関心がありませんでしたが、日焼けした肌と短髪の見た目から、男の子と間違えられたことも。家族は父、母、兄、そして妹のすずで構成されています。

モデルとしてのキャリアは2009年にスタートし、女性ファッション雑誌『Seventeen』の「ミスセブンティーン」オーディションでグランプリを受賞しました。以降、彼女は『Seventeen』の専属モデルとして活動を開始し、妹の広瀬すずもその後に加入し、姉妹でモデル活動を行いました。また、バスケットボールの全国高等学校サッカー選手権大会の応援マネージャーを務めたことでも知られています。

女優業のスタート

彼女は2010年に放送された昼ドラ『明日の光をつかめ』でヒロイン役を務め、注目を浴びます。そして2014年に公開された映画『銀の匙 Silver Spoon』では、役作りのために大幅に髪を切り、乗馬や乳搾りなどの練習にも取り組みました。

しかし、妹の知名度の上昇により、アリスはしばしば「広瀬すずの姉」として認識されることが多く、そのため女優業においては彼女自身の個性を出す努力が求められました。

コメディエンヌとしての評価

2017年には連続テレビ小説『わろてんか』に出演し、その演技が高く評価されました。彼女のコミカルな演技と多様な役柄は、徐々に「女優・広瀬アリス」としての認識を強めていきました。2018年には芸能生活10年目で初の賞「コットンUSAアワード」を受賞し、上海国際映画祭にも参加しました。

最近では、2023年に放送されたNHKの大河ドラマ『どうする家康』に出演し、スケジュールの都合で出られなかった妹のすずの代役としても活動しています。また、2024年にはフジテレビの月9ドラマ『366日』で初主演を果たす予定です。

社会貢献活動

アリスはモデルとしてだけでなく、社会貢献にも力を入れています。2015年には「なんとかしなきゃ!プロジェクト」に参加し、フィリピンの視察を行ったほか、フェアトレード商品を販売する企業と協力してチャリティー活動も行いました。さらに、2024年には国連WFP協会の親善大使に就任しました。

プライベートと趣味

アリスの趣味はバスケットボールや乗馬、また漫画を読むことです。彼女は自分を「漫画バカ」と称し、特に青年漫画を好んでいます。イメージとしては、彼女は純日本人であり、家族と以前同居していたが現在は別居中です。役を引きずる性格で、仕事に真摯に向き合っています。マルチな才能を持つ広瀬アリスは、今後も多岐にわたった活動が期待されます。

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