床貴

床貴（とこたか、1964年11月26日 - ）は、大相撲の床山であり、元力士です。本名は吉本秀樹、後に篠原秀樹に改名しています。山口県宇部市出身で、現在は阿武松部屋に所属しています。

経歴

床貴は、1980年5月場所に力士として初土俵を踏みました。当時の四股名は本名である「吉本」。1981年1月場所には、西序二段113枚目まで番付を上げましたが、この場所を最後に力士を廃業しました。その後、1981年3月場所に床山として採用され、新たなキャリアをスタートさせました。

長年にわたり床山としての経験を積み、1999年以前には三等床山、2002年1月場所には二等床山へと昇進。そして、2012年1月場所には最高位である一等床山に昇進しました。

しかし、2016年3月場所には、行司を務めていた息子・木村泰貴が不祥事を起こし角界を去った責任を取り、五等床山に降格しました。その後、2017年1月場所には再び一等床山に復帰し、現在に至ります。

力士時代の成績

力士としての在籍期間は短く、最高位は西序二段113枚目でした。

所属部屋履歴

床貴は、二子山部屋からスタートし、その後、藤島部屋、二子山部屋、貴乃花部屋を経て、現在は阿武松部屋に所属しています。

その他

床山の仕事は、力士の髷を結うだけでなく、相撲界を支える重要な役割を担っています。床貴は、その技術と経験で多くの力士を支え、相撲界に貢献しています。

参考文献

• - 『相撲』編集部編『令和五年 大相撲力士名鑑』ベースボールマガジン社、2023年。

関連項目

• - 大相撲力士一覧

外部リンク

• - 床山一覧表
• - 日本相撲協会　床貴
• - 相撲レファレンス　吉本

もう一度検索