庭野めぐみ

庭野めぐみ

庭野めぐみ（にわの めぐみ、1964年5月30日 - ）は、日本テレビ報道局に所属する社会部記者であり、社会部解説委員兼厚生労働担当副部長という要職も担っています。彼女のジャーナリストとしての足跡は、国内外にわたり、多岐にわたる社会問題に光を当ててきました。

来歴

東京都出身の庭野めぐみは、名門女子学院中学校・高等学校を経て、上智大学外国語学部ドイツ語学科へと進学しました。語学力を活かし、国際的な視野を養った彼女は、1987年4月に日本テレビに入社。同期には、アナウンサーとして活躍した大杉君枝や保坂昌宏がいます。

入社後、1991年からは報道局外報部に配属され、国際報道の分野で経験を積みます。1994年5月から1998年6月までの約4年間は、バンコク特派員としてタイに赴任。東南アジアの政治、経済、社会情勢を日本に伝える重要な役割を果たしました。特に、カンボジアPKO活動の取材は、彼女のジャーナリストとしてのキャリアにおける重要な転機となりました。紛争地の現状を伝える報道は、多くの人々に平和の尊さを再認識させるきっかけとなりました。

帰国後は社会部記者として、国内の様々な社会問題の取材に携わります。1999年1月から2001年9月までの期間は、『あさ天5』、『ジパングあさ6』といった朝の情報番組でニュースキャスターを務め、朝の顔として親しまれました。報道記者としての専門性と、キャスターとしての親しみやすさを兼ね備え、幅広い層からの支持を得ました。

過去の出演番組

ズームインサタデー（1999年1月 - 1999年12月）
あさ天5（2000年1月 - 2001年9月）
NNNニュースジパング（2000年1月 - 2001年9月）
ルックルックこんにちは（2000年1月 - 2001年3月）
NNN24「デイリープラネット金曜発言中」（1999年4月 - 2000年9月）

関連項目

東京都出身の人物一覧
* 小林與三次（庭野入社時の日本テレビ会長）

庭野めぐみは、報道記者として、またニュースキャスターとして、常に社会の出来事と人々の生活に寄り添い、真実を追求してきました。彼女の報道姿勢は、多くの人々に影響を与え、ジャーナリズムの発展に貢献しています。今後の活躍も期待される、日本テレビを代表するジャーナリストの一人です。

もう一度検索