廣瀬博

廣瀬 博のプロフィールと経歴

廣瀬博（ひろせひろし）氏は、1944年8月23日に岡山県倉敷市で生まれた日本の実業家です。彼は住友化学や東日本高速道路といった大手企業で重要な役職を担い、その経歴は日本のビジネス界において際立っています。

学歴と初期のキャリア

廣瀬氏は1962年に兵庫県立尼崎高等学校を卒業後、1967年に神戸大学の経営学部を卒業しました。同年、住友化学工業（現在の住友化学）に入社し、彼のキャリアが始まりました。初期の頃は、主に企業の総務部門で経験を積み、長年にわたりそこでの業務を行ってきました。

住友化学での業績

1970年代後半から2000年代にかけて、廣瀬氏は住友化学におけるさまざまな管理職を歴任しました。1994年には総務部長に就任し、その後も重要な役職へと昇進しました。

• - 2000年：理事総務部長
• - 2001年：取締役総務部長委嘱
• - 2003年：執行役員総務部長
• - 2004年：常務執行役員
• - 2006年：取締役常務執行役員
• - 2007年：代表取締役専務執行役員
• - 2008年：代表取締役副社長執行役員
• - 2009年：代表取締役社長

特に、彼が在籍していた23年半にわたる総務部門では、環境問題への取り組みやコーポレートガバナンスの改革において重要な役割を果たしました。2009年には米倉弘昌氏の後任として、住友化学の代表取締役社長に就任しました。

東日本高速道路での貢献

住友化学を退任後、廣瀬氏は2012年に東日本高速道路の代表取締役社長に就任しました。この役職では、交通インフラの強化やサービスの向上を目指し、多くの改革を推進しました。

その他の活動

廣瀬氏は企業での役職だけでなく、さまざまな組織でも活躍しています。具体的には、日本経済団体連合会の農政問題委員会の委員長や、日本IR協議会の理事を務めています。これにより、業界全体の発展にも寄与しています。

まとめ

岡山県出身の廣瀬博氏は、住友化学と東日本高速道路を通じて、日本のビジネス界における重要なリーダーシップを発揮しました。彼のキャリアは、環境問題や企業ガバナンスにおける意義深い取り組みを含んでおり、彼の影響はその後の経営者やビジネスパーソンにとっての指針となっています。

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