延岡南道路

延岡南道路(のべおかみなみどうろ)



延岡南道路は、宮崎県延岡市から東臼杵郡門川町までを結ぶ全長6.1kmの国道10号バイパス道路です。この区間のうち、延岡南ICから門川ICまでは一般国道自動車専用道路となっており、東九州自動車道にも並行しています。この部分は西日本高速道路が管理している有料道路であり、全国の路線網の一部を形成しています。

概要



沿革


延岡南道路は、1990年2月21日に全線が開通しました。2009年にはETCの運用が開始され、その後、2020年3月30日には延岡南IC料金所が運用を開始しました。この際、料金を値下げし、中型車以上を対象とした特例料金の運用も始まりました。

インターチェンジと交通量


延岡南道路にはいくつかのインターチェンジが設置されており、その中には有料区域と無料の一般道区間が含まれています。特に、延岡南IC周辺では生活道路への大型車流入を防ぐため、中型車以上がこの道路を避けた場合には、通行料金が徴収される仕組みがあります。

料金


2018年3月時点での料金は、門川本線料金所で徴収されます。上り線(大分方向)から利用する場合、門川TBまでの距離料金と延岡南道路の料金が合算して請求されます。一方下り線(宮崎方向)では、現金車は延岡南道路の料金を支払う必要があり、通行券を受け取ることになります。

また、2020年3月30日にはETC車の料金体系が全国同等の金額に引き下げられ、利用者にとっての負担が軽減されました。

トンネル


  • - 加草トンネル
  • - 土々呂トンネル

これらのトンネルも延岡南道路の重要な構成要素であり、利用者の通行がよりスムーズになるよう設計されています。

関連項目


E10 東九州自動車道
九州地方の道路一覧
日本の一般有料道路一覧

外部リンク


独立行政法人 高速道路保有・債務返済機構
西日本高速道路株式会社
国土交通省九州地方整備局 延岡河川国道事務所

この道路は、地域の交通利便性を向上させ、観光やビジネスにとっても重要な役割を果たしています。

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