延徳駅

延徳駅について

延徳駅（えんとくえき）は、長野県中野市大字篠井に所在する、長野電鉄長野線の駅です。駅番号はN18で、長野電鉄の路線の中でも歴史のある駅の一つです。

歴史

1923年（大正12年）3月26日に、河東鉄道によって開業しました。その後、1926年（大正15年）9月30日に長野電気鉄道と河東鉄道が合併し、長野電鉄の駅となりました。1970年（昭和45年）12月30日には無人駅となり、1994年（平成6年）には駅舎の新築と交換駅化工事が開始され、同年10月13日には信州中野駅寄りに約300m移転しました。この移転により、駅は現在の場所に移り、新たな駅舎が完成しました。しかし、2020年（令和2年）8月19日には2番線と構内踏切の使用が停止され、現在に至っています。

駅構造

現在の延徳駅は、地上駅で棒線駅です。かつては、長野オリンピック開催時の輸送力増強のため、島式ホーム1面2線を有する構造に変更されましたが、2020年の改修により、現在の形に戻りました。駅舎は2階建てで、2階部分は保線器具の倉庫として使用されており、関係者以外は立ち入りが制限されています。ホームへは構内踏切を利用していましたが、2番線の使用停止に伴い、構内踏切も使用できなくなりました。

のりば

駅には、案内上の乗り場番号は設定されていません。しかし、公式のニュースリリースにおいては、かつて2番線が駅舎側にあり、1番線を長野方面、2番線を湯田中方面が使用していました。また、通過列車は一線スルーとなる1番線を通っていました。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は、長野電鉄の公式サイト等で確認できます。

駅周辺

駅周辺には、中山晋平記念館があります。

隣の駅

長野電鉄長野線における延徳駅の隣の駅は以下の通りです。

■普通
桜沢駅 (N17) - 延徳駅 (N18) - 信州中野駅 (N19)

なお、A特急、B特急は通過となります。

その他

延徳駅は、過去には「延徳村」という村が存在した地域にあります。また、「延徳」は日本の元号の一つとしても知られています。詳細については、長野電鉄の公式サイトで確認できます。

延徳駅 - 長野電鉄

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