信州中野駅

信州中野駅

信州中野駅は、長野県中野市西一丁目に位置する長野電鉄長野線の駅です。駅番号はN19で、「土人形の里」というキャッチコピーが付けられています。特急列車を含む全ての列車が停車する主要駅で、地域住民の足として重要な役割を担っています。

歴史

1923年（大正12年）3月26日：開業。
1974年（昭和49年）3月12日：跨線橋が設置され、構内踏切が廃止。
1979年（昭和54年）4月1日：貨物営業が廃止。
1989年（平成元年）10月：橋上駅舎化。
2002年（平成14年）
4月1日：河東線のうち木島線が廃止され、河東線の終点が当駅となる。
9月18日：須坂駅から当駅までの河東線、当駅から湯田中駅までの山ノ内線が長野線に改称。
2012年（平成24年）4月1日：朝の下り1本を除き、普通列車は全て当駅で乗り換えが必要となる。
2021年（令和3年）3月13日：3000系車両の導入により、一部普通列車の直通運転が再開。

駅構造

地上駅で、相対式ホーム2面2線と島式ホーム1面2線の計3面4線のホームがあります。有人駅で、橋上駅舎を有しています。かつては山ノ内線と河東線の分岐駅でしたが、2002年に河東線の信州中野駅 - 木島駅間が廃止され、現在は長野線の駅となっています。廃止された木島駅方面への1番線ホームは、立ち入り禁止となっています。

駅舎外には男女別の水洗トイレがあり、多機能トイレも併設されています。

のりば

4番線：主に当駅より先へ行く列車が使用。
2・3番線：主に当駅止まりの列車が使用。
駅舎に最も近いホームは4番線。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は以下の通り推移しています。
(具体的な数値は省略)

駅周辺

駅周辺には、中野市役所、中野市立図書館、中野陣屋・県庁記念館、法運寺、北信総合病院、長野県中野立志館高等学校、信州中野郵便局、西友中野駅前店などがあります。

バス路線

駅前広場には長電バスと中野市ふれあいバスの停留所があり、以下のような路線が運行しています。

長電バス

のりば1
上林線：湯田中駅・渋温泉・上林温泉 行
立ヶ花線：立ヶ花駅 行（土曜休日及び12月29日 - 1月3日は運休）
永田・親川線：永田・親川 行
のりば2
高速バス：京都・大阪（梅田）・なんば・三宮バスターミナル・USJ 行（南海バスと共同運行）
菅線：菅 行・湯田中駅 行（土曜休日及び12月29日 - 1月3日は運休。湯田中駅行は1日3便のみ）
合庁線：合同庁舎前・飯山駅 行（土曜休日及び12月29日 - 1月3日は運休）
中野木島線：立志館高校 / 飯山駅 行（飯山駅行は概ね1時間に1本運行）

ふれあいバス

倭・科野地区：市役所 / 岩井東 行（土曜休日及び12月29日 - 1月3日は運休）
間山線：間山・温泉公園（ぽんぽこの湯）行（土曜休日及び12月29日 - 1月3日は運休）

※中野市のお出かけタクシーも利用可能です（要予約）。

駅名について

全国に複数存在する「中野駅」と区別するため旧国名を冠していますが、長野県内の旧国名を冠した駅名で「信濃」ではなく「信州」を使用しているのは当駅のみです。かつては飯山鉄道にも「信州」を冠した駅がありましたが、国有化の際に「信濃」に改称されました。長野電鉄で「信濃」を冠する駅は改名した駅ばかりで、当駅だけが開業時から「信州」を名乗っている理由は不明です。

中野市内では、信州中野商工会議所や信州中野観光センター、信州中野インターチェンジ、信州中野郵便局など、「信州中野」を名乗る例が多く見られます。一方、「信濃中野」を名乗るのは信濃中野税務署のみです。

隣の駅

長野電鉄

■長野線
■S特急(臨時)・■A特急・■B特急：小布施駅 (N15) - 信州中野駅 (N19) - 湯田中駅 (N24)
■普通：延徳駅 (N18) - 信州中野駅 (N19) - 中野松川駅 (N20)

かつての接続路線

■河東線（木島線）
■普通：信州中野駅 - 中野北駅（廃止時点では中野北方面全列車信州中野始発）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
中野駅 (曖昧さ回避)

外部リンク

* 信州中野駅 - 長野電鉄

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