弘道 (足立区)

弘道（こうどう）について

弘道は、東京都足立区の町名であり、行政区分では弘道一丁目と弘道二丁目が存在しています。この地域全体にわたって住居表示制度が施行されており、住民たちの生活環境が整えられています。

地理

弘道は足立区の南東部に位置し、綾瀬地区に属しています。周囲にはいくつかの地域が隣接しており、東側は綾瀬、西側は中央本町、南側は西綾瀬、北側は青井と接しています。また、地域の東側には首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが通っており、交通の便が良い点が特徴です。弘道一丁目には足立区立弘道第一小学校と足立区立第十一中学校があるため、子育て世代にも人気を博しています。

地価

現在の地価は2025年（令和7年）1月1日の公示地価によると、弘道1-22-15の場所で38万1000円/m²となっています。これは、地域の住宅地としての価値を反映しており、今後の都市開発や地域の発展に伴い、さらなる価値向上が期待されます。

歴史

江戸時代からの村や新田が混在していた弘道は、1889年（明治22年）に町村制が施行された際も、複雑な境界が残っていました。その後、町村の合併を経ながら地域は再編成されていきましたが、1966年（昭和41年）1月1日に住居表示が実施され、現行の町名が定められました。新しい町名「弘道」は、地域に所在する足立区立弘道小学校の名称に由来しています。

地名の由来

弘道小学校の名字は、儒教の古典『論語』から取られたもので、「子曰、人能弘道、非道弘人也」という一節に基づいています。このことからも、地域の価値を教育に置いていることが伺えます。

沿革

1966年（昭和41年）1月1日に、弘道一丁目と二丁目が設置されました。この際、四ツ家町・五反野北町・五兵衛町・伊藤谷西町の一部が住居表示で整理されました。

世帯数と人口

2025年1月1日の公式発表による世帯数と人口は、現在進行中の国勢調査を基に把握されています。年々、人口の推移や世帯数の変化も注目されており、地域の成長を物語っています。

学区

弘道地区は、足立区立の小中学校と連携した学区が設定されています。2023年4月時点では、学校選択制度が導入されており、全区から自由に学校を選ぶことができます。ただし、小学校に関しては、学区域または隣接する学校からのみ選ぶことができるよう、地域に根差した教育が進められています。

交通

交通面では、東武鉄道の伊勢崎線が近くにあり、五反野駅が最寄となります。駅は足立三丁目の場所にありますが、地理的には弘道との境界に近い位置にあります。また、都市計画道路や綾瀬新橋が地域を結びつけており、通勤や訪問者にとって便利なアクセス環境が整っています。

施設

弘道には、教育機関として足立区立弘道第一小学校と足立区立第十一中学校が設置されています。また、のぞみ幼稚園や足立弘道郵便局、綾瀬警察署弘道交番など公共の施設も充実しており、地域住民の生活を支えています。

郵便番号は120-0013となっており、集配は足立郵便局が担当しています。

弘道はその歴史とともに、地域の教育と子育てに力を入れている町として、多くの人々に愛され続けています。

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