彩 (原田知世のアルバム)

『彩』（さい）は、原田知世が1991年5月21日にリリースした9枚目のオリジナルアルバムです。FOR LIFEレコードより発売されました。

概要

前作『Blue in Blue』に引き続き、元サザンオールスターズのギタリストである大森隆志がプロデュースを担当しました。作曲陣には、サザンオールスターズのベーシスト関口和之、加藤和彦、コシミハル、中西俊博といった豪華なミュージシャンが名を連ねています。さらに、スザンヌ・ヴェガのカバー曲や、イザベル・アンテナによる書き下ろし曲など、海外アーティストの楽曲も収録されており、国際色豊かな作品となっています。

前作『Blue in Blue』では、原田自身が5曲の作詞と1曲の作曲を手掛けていましたが、本作では楽曲制作には一切関わっていません。

1991年6月13日から6月23日にかけて、「原田知世 CONCERT ″彩″ 1991」と題したコンサートツアーが開催され、アルバムの世界観を表現しました。

再発盤

1996年9月20日にはCD選書版として再発売されました。この再発盤には、アルバム未収録シングル「静かな夜」と、そのカップリング曲「Voix Paradis」の2曲が追加収録されています。

収録曲

(CD収録曲リストは省略)

CD選書版

(CD選書版収録曲リストは省略)

原田知世 CONCERT ″彩″ 1991

(コンサート情報詳細は省略)

シングル「静かな夜」

概要

原田の誕生日である11月28日にリリースされたシングルです。表題曲「静かな夜」は、サトウ製薬のストナのCMイメージソングとして使用されました。

(収録曲リストは省略)

アルバム『彩』は、原田知世の透明感あふれる歌声と、多様な音楽性が融合した作品として、多くのファンに愛されています。大森隆志のプロデュースのもと、国内外の才能が集結し、独特のサウンドスケープを創り上げています。

特に、スザンヌ・ヴェガのカバーやイザベル・アンテナの楽曲を取り入れたことで、ワールドミュージックの要素も加わり、より幅広い音楽ファンにアピールする作品となりました。

再発盤にはシングル曲が追加収録されたことで、アルバムの魅力をさらに深め、より多くのリスナーに届けられるようになりました。コンサートツアーも開催され、アルバムの世界観をライブで体験できる貴重な機会となりました。

『彩』は、原田知世の音楽キャリアの中でも重要な作品の一つであり、彼女の歌声と音楽性の多様性を堪能できるアルバムとして、これからも長く愛され続けることでしょう。

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