後免中町停留場の概要
後免中町停留場(ごめんなかまちていりゅうじょう)は、
高知県南国市後免町に位置する、路面電車である
とさでん交通後免線の停留場です。この停留場は、地域の交通の要所として長い歴史を持ち、多くの人々に利用されています。
歴史的背景
この停留場は、
1911年1月27日に、当時の
土佐電気鉄道によって大津停留場(現在は廃止)から開通しました。当初は「後免中町通停留場」と呼ばれていました。続く5月には後免町停留場までの区間が開通し、後免線が全通に至ります(当時の後免町停留場は現在の後免東町停留場に該当します)。
1944年、停留場は一度休止されますが、
1952年に再開し、その際に名称を「後免中町」に改称しました。さらに、
2012年には新たにホームが設置され、最終的に
2014年には経営統合により
とさでん交通が発足し、この停留場もその傘下に組み込まれました。
年表
停留場の構造
後免中町停留場は
併用軌道区間にあり、道路上に軌道が敷かれています。二面あるホームは東西方向に配され、互いに離れた位置に設置されており、東側には後免町行き、西側にははりまや橋方面行きのホームがあります。かつてはホームが無く路上に白線で乗り場が示されていただけでしたが、都市計画による道路拡張で
2012年に安全な乗降ができるホームが設けられました。
周辺の施設
停留場付近には様々な商業施設が立ち並んでいます。北に行くと後免町商店街があり、2025年には南国市シンボルロードが
後免駅まで開通予定で、停留場からのアクセスも向上します。具体的には、以下のような施設があります:
- - サンシャイン カルディア店
- - セリア サンシャインカルディア店
- - 高知銀行後免支店
- - 後免中町バス停
隣接する停留場
後免中町停留場の隣には以下の停留場があります:
このように、後免中町停留場は歴史ある路面電車の一部で、地域の交通に重要な役割を果たし続けています。