徐匯区

徐匯区（じょかいく）

徐匯区は、中華人民共和国上海市に位置する市轄区です。上海市中心部の西南に位置し、区人民政府は徐家匯街道にあります。

地理

徐匯区は上海市の中心区の西南に位置しています。

歴史

徐匯区の名前は、明末の農学者であり政治家でもあった徐光啓がこの地に居住していたことに由来します。

唐代には華亭県高昌郷に、元代以降は上海県高昌郷に属していました。1910年（宣統2年）には、徐匯地区は上海県上海城、法華郷、漕河涇郷に区分されました。1914年のフランス租界拡大に伴い、現在の肇嘉浜路以北と華山路以東が租界地に編入されました。

1927年（民国16年）に国民政府が上海特別市を設置した際、租界を除く地区は滬南区、漕涇区、法華区の管轄となりました。日中戦争中は南市区、滬西区、上海特別市第四、七、八区に改編されました。

1945年（民国34年）には、前身となる徐家匯区が設置されました。国共内戦中の1947年（民国36年）に中国共産党によって徐匯区と改称されました。1958年に西郊区の一部、1984年9月に上海県竜華鎮および漕河涇鎮、1992年7月に上海県竜華郷を合併し、現在の徐匯区となりました。

行政区画

徐匯区は、下部に12の街道と1つの鎮を管轄しています。

漕河涇街道
長橋街道
湖南路街道
田林街道
虹梅路街道
康健新村街道
斜土路街道
凌雲路街道
徐家匯街道
竜華街道
楓林路街道
華涇鎮

徐匯区は、歴史と現代が融合した地域であり、上海市の重要な一部を担っています。

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