御殿山料金所
御殿山料金所について
御殿山料金所（ごてんやまりょうきんじょ）は、東京都八王子市に位置していた八王子バイパスで唯一の本線料金所でした。この料金所は中日本高速道路株式会社（NEXCO中日本）によって管理されていました。
設立の経緯
1985年10月31日、当時の日本道路公団により、八王子バイパスの有料区間内で料金を徴収するために運用が開始されました。これにより、近隣の交通と通行に関する利便性が向上しました。2005年には、道路関係四公団が民営化され、日本道路公団から中日本高速道路に運営が移行されました。
料金所の特徴
御殿山料金所は、料金所事務所の駐車場が一般市民に開放されていたため、訪れる人々には利便性がありました。トイレや自動販売機が設置されており、小規模なパーキングエリアのような役割も果たしていました。これにより、運転手や乗客が休憩を取るためのスペースとして利用されていました。
料金所には、一般車両用、軽車両用、ETC専用のブースが設けられていました。具体的には、以下のようなブース構成でした。
- - 打越方面（川越・瑞穂行き）：
- 軽車両用のブースでは、ポスト状の料金収受箱が設置されていました。このため、つり銭が必要な場合や領収書を発行してもらう時には、料金所事務所に行く必要がありました。
- - 相原方面（横須賀・相模原行き）：
無料化と廃止
2015年10月31日、八王子バイパスは無料化され、御殿山料金所もその日の営業を最後に廃止されました。これに伴い、次の日の10月30日には料金の徴収が終了し、その後は施設自体が解体されました。これにより、長年にわたって地域交通にともにあったこの料金所は、その役割を終えました。
周辺の関連情報
御殿山料金所の周辺には、御殿峠という地名があります。この地域は自然豊かで、ドライバーたちにとっては美しい景色を楽しむことができるスポットでもあります。
まとめ
御殿山料金所は、八王子バイパスの重要な通行点として機能していましたが、時代の変化とともにその役割を終えました。運用が開始された1985年から無料化の2015年にかけて、多くの運転手たちに利用され、地域の交通インフラの一部として重要な存在だったことがうかがえます。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。