復建エンジニヤリング

株式会社復建エンジニヤリングについて

株式会社復建エンジニヤリングは、日本において鉄道、道路、都市交通、都市施設、環境保全などの分野で活動する建設コンサルタント企業です。1959年に独立した社団法人復興建設技術協会を源流として持ち、長い歴史の中で培われた専門的な知見をもとに、様々なインフラプロジェクトの調査、計画、設計、維持管理業務を展開しています。

沿革

同社は1946年6月1日に設立され、戦後復興期に土木・建設技術を提供することを目的として活動を開始しました。その後、1959年には関東支部が株式会社関東復建事務所として独立し、1970年に現在の社名である株式会社復建エンジニヤリングに変更されました。2002年には、東京の中央区日本橋堀留町に本社を移転しました。

事業内容

復建エンジニヤリングが手掛ける主な事業は以下の通りです：

• - 鉄道領域：高架橋や橋梁、トンネル、駅舎の計画・設計を行います。
• - 道路領域：道路の調査・設計や立体交差、高架橋、トンネルの設計を担当します。
• - 都市交通・都市施設計画：都市における交通計画や公共施設の設計にも取り組んでいます。
• - 河川・砂防・海岸構造物設計：自然災害に対する対策として、河川や砂防、海岸構造物の設計を行います。
• - 下水道・排水設備関連設計：下水道や排水設備の設計も重要な業務の一部です。
• - 環境調査・アセスメント：環境保全に配慮した調査や影響評価を実施しています。
• - 港湾・空港施設設計・計画：港湾や空港に関連するインフラの設計・計画も手がけています。
• - 建築施設設計：駅舎や地下施設などの建築物の設計を行います。
• - 施工管理、構造物保全／維持管理業務：完成した構造物の維持管理を行い、長期的な安全性を確保します。

拠点

本社は東京都中央区日本橋堀留町に置かれ、支社は仙台、名古屋、大阪、福岡に展開しています。また、各地に事務所を構えており、札幌、茨城、千葉、横浜、山梨、滋賀、沖縄など全国各地で活動を行っています。

財務・業績

2024年9月の決算において、同社の純利益はおよそ3.21億円で、株主資本は約40.14億円、総資産は約55.89億円となっています。また、売上高は約51億円で、過去には約88億円の年度実績もあります。

経営理念・特色

復建エンジニヤリングの社是は「技術と信用」であり、経営理念としては「優秀な技術によって社会公共に貢献する」ことと、「会社の長期的な発展が社員の繁栄に繋がること」を重視しています。これらの理念のもと、同社は持続可能な社会づくりに貢献し続けることを目指しています。

脚注

詳細な情報は、公式ウェブサイトをご参照ください。

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