徳沢

徳沢(とくさわ)



概要



徳沢は、長野県松本市に位置する上高地地域内の地区名です。上高地と横尾の中間地点にあり、かつては牧場として利用されていたため、広々とした草原が広がっています。この草原には、徳沢ロッジ、テント場、そして徳沢園といった施設が点在しています。

特に、徳沢園は蝶ヶ岳への登山道入口となっており、登山シーズンには多くの登山者で賑わいます。休憩施設や売店も整備されており、登山者の拠点として重要な役割を果たしています。

上高地バスターミナル方面からの登山道は、軽四輪駆動車の通行が可能ですが、これは山小屋関係者などの許可された車両に限られています。梓川の対岸へは、上高地帝国ホテル前から田代橋を渡る治山運搬路が伸びており、大型車両も通行できますが、これも山小屋の事業用車や工事車両に限られ、一般車両の通行は禁止されています。

また、徳沢は日本郵便から交通困難地に指定されており、冬季期間(11月11日から翌年4月26日)は、外部からの郵便物送付が制限されます。

アクセス



  • - 上高地バスターミナルから徒歩:約2時間
  • - 横尾から徒歩:約1時間
  • - 徳沢園 - 長塀尾根 - 蝶ヶ岳:約4時間
  • - 徳沢園 - 新村橋 - パノラマ新道 - 屏風の耳 - 涸沢:約4時間(積雪期通行不可)

近隣施設




その他



徳沢は、上高地の自然を満喫できる場所であるとともに、登山者にとっては重要な拠点です。豊かな自然と、登山道へのアクセスの良さから、多くの人々が訪れる場所となっています。

外部リンク



もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。