徳重元気

徳重 元気

日本のラグビーユニオン選手として、その力強いプレーで知られる徳重 元気（とくしげ げんき）は、1990年8月27日に生を受けました。鹿児島県に生まれ育ち、現在はジャパンラグビーリーグワンに加盟するヤクルトレビンズ戸田の一員として活躍しています。グラウンド上では、スクラムの最前線を支えるプロップ（PR）として重要な役割を担っています。

プロフィール

徳重選手は鹿児島県の出身です。身長は180cm、体重は129kgという体格は、プロップというポジションにおいて大きなアドバンテージとなります。この強靭なフィジカルを生かしたプレーは、チームのセットプレーやブレイクダウンにおいて不可欠な要素となっています。また、チームメイトやファンからは「ｹﾞﾝｷB」という愛称で親しまれています。

ラグビーキャリア

徳重選手がラグビーの道を歩み始めるきっかけとなったのは、兄の存在でした。兄の影響を受け、幼い頃から楕円球に触れ、このスポーツに魅了されていきました。

アマチュア時代

地元の強豪校である鹿児島実業高等学校へ進学した徳重選手は、高校ラグビー界で頭角を現します。最終学年ではチームの主将としてリーダーシップを発揮し、チームを牽引しました。その活躍が認められ、高校生年代のトッププレーヤーで構成される高校日本代表にも選出される栄誉に浴しました。

高校卒業後、ラグビーのさらなる向上を目指し、九州共立大学へと進みます。大学でも厳しい練習に励み、プロの舞台を見据えながら選手としての実力を磨き続けました。

プロフェッショナルキャリア

大学での4年間を終えた2013年、徳重選手は新たなステージへと歩みを進めます。同年、当時のトップリーグに所属していたコカ・コーラウエストレッドスパークスに加入しました。プロ選手としてのキャリアをスタートさせた徳重選手にとって、記念すべき公式戦デビューは、チーム加入と同じ年の2013年8月31日に行われました。

この日、ジャパンラグビートップリーグの第1節、リコーブラックラムズとの対戦において、徳重選手は途中からの出場ながらトップレベルのピッチに立ちました。これがプロとしての第一歩であり、その後の長いキャリアの始まりとなりました。

コカ・コーラウエストレッドスパークスでの経験を経て、現在はジャパンラグビーリーグワンのヤクルトレビンズ戸田に所属しています。スクラムの要であるプロップとして、チームの最前線で身体を張り、勝利に貢献しています。豊富な経験と力強いプレーで、チームに安定感をもたらすベテランフォワードとして、日々の練習と試合に全力を尽くしています。

まとめ

鹿児島に生まれ、兄の影響でラグビーを始め、高校時代には主将として高校日本代表にも選ばれた徳重 元気選手。大学を経てトップリーグでのデビューを果たし、現在はリーグワンの舞台で奮闘するプロップです。強靭なフィジカルと献身的なプレーで、チームの勝利に貢献し続けています。今後のさらなる活躍が期待される選手の一人です。

関連情報

鹿児島県出身の人物
鹿児島実業高等学校
九州共立大学ラグビー部
コカ・コーラレッドスパークス

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