徹肌ィ郎

徹肌ィ郎のプロフィール

徹肌ィ郎（てつ はだいろう、1977年11月2日生まれ）は、日本の総合格闘家であり、岩手県水沢市（現在の奥州市）で生まれました。彼は和術慧舟會東京道場所属の選手で、リング上での独特なスタイルと個性的なパフォーマンスで知られています。

キャリアの始まり

2003年の9月13日、徹肌ィ郎はDEMOLITION atomでプロデビューを果たし、浅井聖勝との対戦でアキレス腱固めにより一本勝ちを収めました。この勝利により、彼は競技者としての地位を確立しました。その後、2005年にはアブダビコンバット日本予選66kg未満級に出場し、見事に優勝しました。

その後も修斗新人王決定トーナメントフェザー級では惜しくも敗北し、HERO'SやCAGE FORCEなど様々なイベントでその実力を試しました。特に2008年にはCAGE FORCE 06での藤原大地との対戦でアームロックによる一本勝ちを収め、同年のCAGE FORCE 07では戸井田カツヤに対して開始16秒でTKO勝利を収めるなど、注目を集めました。

試練と挑戦

一方で、王座獲得のチャンスにも恵まれなかった時期もありました。2010年の修斗環太平洋フェザー級タイトルマッチでは、岡嵜康悦に挑戦したものの判定負けを喫し、その後も扇久保博正や佐々木憂流迦との試合でも敗北を経験しました。これらの試合は徹肌ィ郎にとって多くの試練でありましたが、彼はその経験を糧にさらなる成長を続けました。

2013年のADCCアジア予選を最後に徹肌ィ郎というリングネームを封印し、以降は羽田 徹ィ郎（はだ てついろう）として活動を続けました。改名後も精力的に試合を重ね、その存在感を示しました。2016年には修斗で岡田遼と対戦して敗れましたが、今もその精神力で格闘界にしっかりと根付いています。

独自のスタイル

徹肌ィ郎はリング内外での個性的なパフォーマンスでも知られています。彼が試合で着用する肌色のリングパンツやコスプレ風の入場パフォーマンスは観客の記憶に強く刻まれました。こうしたユニークな演出により、彼は単なる格闘家ではなくエンターテイナーとしての一面も持ち合わせています。

戦績と功績

彼の戦績は多岐にわたり、総合格闘技とグラップリングの両方で数々の結果を残しました。特に、2002年には第3回全日本アマチュアキングダム選手権のライト級で優勝し、2005年のADCC日本予選では66kg未満級での優勝を果たしています。また、パンクラスや修斗といった大手団体でも数多くの戦績を積んでおり、その実力を証明しています。

徹肌ィ郎は、日本国内外の総合格闘技シーンにおいて、多くのファンに愛され続けています。今後も彼の動向から目が離せません。

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