志々目徹

志々目徹

志々目徹（ししめ とおる）は、1992年3月8日生まれの日本の柔道家。宮崎県都城市出身。60kg級を主戦場とし、国内外の大会で目覚ましい成績を収めている。

身長161cm、血液型はA型。左組みを得意とし、内股を主な武器とする。

家族

柔道一家に育ち、兄の志々目裕樹は柔道家で元競艇選手、妹の志々目愛は2017年の世界選手権52kg級で優勝している。

経歴

4歳から財部柔心館で柔道を始める。幼少期から厳しい練習に励み、庄内中学3年時には全国中学校柔道大会55kg級で2位に入賞。

宮崎日大高校3年時にはインターハイで優勝。その後、世界ジュニアに新設された55kg級に出場し、初代チャンピオンに輝く。

日本体育大学に進学後、全日本ジュニア60kg級で3位となるも、世界ジュニア代表に選出。世界ジュニアでは2年連続優勝を果たし、2階級制覇を達成した。

講道館杯では、オリンピック3連覇の野村忠宏に勝利するも、その後敗退し5位に終わった。2012年の選抜体重別では、決勝で平岡拓晃に敗れ、ロンドンオリンピック代表を逃した。

2014年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、準々決勝でロンドンオリンピック金メダリストであるアルセン・ガルスチャンに勝利し、決勝では大島優磨を破り優勝。

9月のアジア大会では3位。12月のグランドスラム・東京では2位となり、妹の愛とともにメダルを獲得した。

2015年2月のグランプリ・デュッセルドルフで2連覇。4月の選抜体重別では木戸慎二に敗れ2位となるも、世界選手権代表に選出。

8月の世界選手権では準決勝で敗れるも、3位決定戦で勝利し銅メダルを獲得。12月のグランドスラム・東京では3位となり、妹とともにメダルを獲得した。

2016年2月のグランドスラム・パリでは優勝。4月の選抜体重別でも優勝するも、リオデジャネイロオリンピック代表には選出されなかった。

2017年3月のグランドスラム・バクーで優勝。6月のグランプリ・フフホトでも優勝。12月のグランドスラム・東京では3位。

2018年2月のグランドスラム・パリでは優勝。8月のアジア大会では2位。11月の講道館杯では2位。11月のグランドスラム・大阪では5位。

2019年4月の体重別では2位。

2021年4月からは鹿児島県で教員を務めている。

主な戦績

2006年 - 全国中学校柔道大会 2位
2009年 - インターハイ 優勝
2009年 - 世界ジュニア 優勝
2010年 - 世界ジュニア 優勝
2014年 - グランプリ・デュッセルドルフ 優勝
2015年 - グランプリ・デュッセルドルフ 優勝
2015年 - 世界選手権 3位
2016年 - グランドスラム・パリ 優勝
2016年 - 体重別 優勝
2017年 - グランドスラム・バクー 優勝
2017年 - グランプリ・フフホト 優勝
2018年 - グランドスラム・パリ 優勝
2018年 - アジア大会 2位

(出典: JudoInside.com)

外部リンク

志々目徹 - JudoInside.com (英語)
志々目徹 - 国際柔道連盟 (英語)
志々目徹 - Alljudo (英語)

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