応神町西貞方

応神町西貞方（おうじんちょうにしさだかた）

応神町西貞方は、徳島県徳島市に位置する町名です。徳島市の北部に位置し、応神地区に属しています。2011年1月現在の徳島市の調査によると、人口は485人、世帯数は154世帯となっています。郵便番号は〒771-1155です。

地理

応神町西貞方は、徳島市の北部に位置し、応神地区に属しています。北から西にかけては板野郡藍住町に、東は応神町東貞方に接しています。南境には吉野川が東に流れており、豊かな自然環境に恵まれています。吉野川沿いには徳島県道137号土成徳島線が通り、この道路から徳島県道41号徳島北灘線が東西に走っています。

町内には以下の河川が流れています。

吉野川
正法寺川

また、以下の小字があります。

喜多野
小島
上奥
仁徳
鷹ノ橋
中園
前須

歴史

応神町西貞方は、1889年（明治22年）までは板野郡西貞方村という名称でした。それ以降は応神村の大字となりました。この地域は、かつては藍作が中心でしたが、その後稲作中心へと大きく転換しました。

明治18年から始まった吉野川の治水工事により、川沿いの地形は大きく変化しました。江戸時代に比較すると、数段強固な堤防が築かれたため、明治時代以降は大きな水害の記録は残されていません。この堤防の上に建設された吉野川北岸堤防道路は、北岸の町村を東西に結ぶ幹線道路となりました。

1966年（昭和41年）に応神村が徳島市に編入されたのに伴い、現在の地名となりました。

交通

応神町西貞方には、以下の交通機関があります。

バス

徳島バス：貞方バス停

道路

徳島県道29号徳島環状線
徳島県道41号徳島北灘線
徳島県道137号土成徳島線

施設

成興寺：阿波北嶺薬師霊場13番札所の高野山真言宗の仏教寺院です。字小松に所在します。

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

徳島市ホームページ

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