性 (ツイストの曲)

ツイストの4thシングル『性（サガ）』は、1978年12月にリリースされました。この楽曲は、ツイストがバンド名を変更してから初めて発表したシングルであり、世良公則が作詞・作曲の両方を担当しています。

『性（サガ）』は、それまでのツイストの音楽性とは一線を画す、よりロック色の強い楽曲として発表されました。世良公則の力強いボーカルと、バンドの演奏が一体となり、聴く者に強い印象を与えます。歌詞の内容は、人間の本質的な欲求や衝動をテーマにしており、当時の音楽シーンに大きなインパクトを与えました。この曲のリリースを機に、バンド名も「ツイスト」へと変更されました。それまでの「世良公則とツイスト」というバンド名から、よりシンプルで覚えやすいものになりました。この改名は、バンドが新たなスタートを切るという意思表示でもありました。

B面には、『ギリギリ橋』が収録されています。この曲は、ふとがね金太が作詞、太刀川紳一が作曲を担当しました。ツイストらしい、アップテンポで疾走感のあるナンバーです。

収録曲は以下の通りです。

1. 性（サガ）(3分59秒)
作詞:世良公則
作曲:世良公則
編曲:ツイスト
2. ギリギリ橋(4分20秒)
作詞:ふとがね金太
作曲:太刀川紳一
編曲:ツイスト

『性（サガ）』は、ツイストの代表曲の一つとして、現在でも多くのファンに愛されています。この曲は、ツイストが日本のロックシーンに確固たる地位を築く上で、重要な役割を果たしたと言えるでしょう。関連事項として、1978年と1979年の音楽シーンを語る上で欠かせない一曲です。

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