情報通信振興会

一般[[財団法人]]情報通信振興会について

一般[[財団法人]]情報通信振興会（じょうほうつうしんしんこうかい）は、情報通信の普及と発展、そして情報通信に関わる人々の知識や技能の向上を目的とした非営利団体です。この団体は、旧称である電波振興会（Denpa Shinkou Kai）や電気通信振興会（Denkitsushin Shinkou Kai）の頭文字を取ったDSKという略称でも知られています。かつては総務省の管轄下にありましたが、現在は独立して活動しています。

主な業務内容

情報通信振興会は、多岐にわたる活動を通じて情報通信の発展に貢献しています。その主な業務は以下の通りです。

情報通信行政に関する調査研究及びICT普及振興業務: 情報通信に関する政策や技術動向を調査・研究し、その成果を社会に広く普及させる活動を行っています。
情報通信施設の設置及び利用に関する調査・支援: 情報通信施設の設置や利用に関する調査を行い、その結果に基づいて必要な支援を提供しています。
無線局用業務図書及び情報通信業務参考図書等の刊行頒布: 無線局の運用や情報通信業務に役立つ専門的な書籍や資料を刊行し、頒布しています。
無線従事者の育成及び知識技能の向上のための図書類の刊行頒布並びに講習: 無線技術者の育成を目的とした書籍や教材を出版し、講習会も開催しています。
情報通信関係者の知識の向上: 情報通信に関わる人々の知識向上を目的とした様々な活動を展開しています。

沿革

情報通信振興会の歴史は、日本の情報通信技術の発展とともに歩んできました。

1950年（昭和25年）: 任意団体「電波振興会」として設立されました。当初の本部は東京都港区飯倉町（現在の麻布台）に置かれました。
1952年（昭和27年）: 財団法人に移行し、雑誌『電波受験界』を創刊しました。
1983年（昭和58年）: パーソナル無線の申請代行業務を開始し、ロムカートリッジの書込みサービスも提供しました。
1984年（昭和59年）: 本部を東京都豊島区駒込に移転しました。
1985年（昭和60年）: 「電気通信振興会」と名称を改めました。
2010年（平成22年）: パーソナル無線の申請代行業務を終了しましたが、ロムカートリッジの書込みサービスは継続しました。
2011年（平成23年）: 一般[[財団法人]]に移行し、「情報通信振興会」と改称しました。
2014年（平成26年）: 電波に関する法令情報をまとめた「電波法令wiki」を公開しました。
2017年（平成29年）: 「電波法令wiki」を拡充し、「情報通信法令wiki」としてリニューアルしました。
2018年（平成30年）: 長年発行してきた雑誌『電波受験界』を休刊し、代わりにウェブサイト「電波受験界」を開設しました。
2021年（令和3年）: パーソナル無線のロムカートリッジ書込み業務を終了しました。
2022年（令和4年）: 「情報通信法令wiki」の提供を終了しました。
2023年（令和5年）: eラーニングによる第三級陸上特殊無線技士の無線従事者養成課程を開設しました。


情報通信振興会は、情報通信技術の進歩とともに、その活動内容を変化させてきました。これからも、情報通信分野の発展に貢献していくことが期待されます。

外部リンク

情報通信振興会
情報通信振興会オンラインショップ
* 一般[[財団法人]]情報通信振興会 (@DsKtushin) - X（旧Twitter）

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