愛媛大学医学部附属病院

愛媛大学医学部附属病院の概要

愛媛大学医学部附属病院は、愛媛県東温市に位置し、愛媛大学医学部附属の大学病院です。この病院は、地域における医療の重要な拠点として、特定機能病院やがん診療連携拠点、エイズ治療拠点、さらに愛媛県災害拠点病院としての役割を果たしています。

歴史

本院の歴史は、1969年にアプローチが始まった医科大学の誘致から始まります。1973年には医学部が設立され、入学式が執り行われました。その後、新しい施設へと移転し、1976年には附属病院が開設されました。初めての診療科として15の専門分野があり、320床の病床を持っています。2016年には、エボラ出血熱やペストなどの重要な感染症に対応する指定医療機関にも指定され、2017年からはドクターヘリの運行を開始しています。

診療科

愛媛大学医学部附属病院は、内科をはじめ、さまざまな診療科を設置しています。具体的には、総合診療科、血液内科、感染症内科、循環器内科、膠原病・リウマチ内科、呼吸器内科、腎臓・高血圧内科、内分泌・代謝内科、糖尿病内科、脳神経内科など、多岐にわたる専門医療が提供されています。また、外科系診療科も充実しており、消化器腫瘍外科、心臓・血管外科、脳神経外科などがあり、特に複雑な手術が求められる症例にも対応しています。

医療認定

本院は、救急告示病院（二次及び三次救急）の認定を受けており、原子力災害に対する拠点病院としても機能しています。さらに、公益財団法人日本医療機能評価機構から認定を受けており、5回目の評価を受けた結果、2027年までその有効性が認められています。

周辺環境と交通アクセス

愛媛大学医学部附属病院周辺には、国立病院機構愛媛医療センターや愛媛県立東温高等学校などの重要な施設があります。交通アクセス面も充実しており、伊予鉄道横河原線の「愛大医学部南口駅」からすぐの位置にあり、伊予鉄バスの「愛大病院前」停留所も近接しているため、訪問者にとって便利です。

このように愛媛大学医学部附属病院は、地域医療の中心としての役割を担い、多様な診療体制を整えています。

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