愛知大学図書館

愛知大学図書館

愛知大学図書館は、愛知大学の運営により設立された大学図書館で、名古屋、豊橋、車道の3つのキャンパスにそれぞれ図書館が設置されています。これらの図書館は、学内だけでなく地域社会にも開放されており、多くの市民が利用可能です。

概要

愛知大学図書館は、以下の3館から構成されています。

• - 名古屋図書館: 557,210冊
• - 豊橋図書館: 846,078冊
• - 車道図書館: 158,192冊

また、研究所や学会が所蔵する資料の相互利用もサポートされており、地域の一般市民も多様な資料にアクセスできます。2019年3月31日の時点で、蔵書数は合計で1,778,716冊に上ります。

沿革

愛知大学図書館の歴史は1947年4月から始まり、以降様々な改設や増改築が行われてきました。1950年には名古屋校舎に図書室が設置され、段階的に名古屋分館や新館が整備されました。1989年からは地域の市民への図書館開放を開始し、その後も地域との繋がりを強めてきました。近年では、2012年に名古屋キャンパス内に名古屋図書館が再設置され、同時に多くの専門図書室も開設されました。これにより、学生だけでなく広く市民にも利用される図書館としての役割が強化されました。

コレクション

愛知大学図書館は、さまざまな貴重なコレクションを所蔵しています。特に、中国関連の資料や書籍は豊富で、旧東亜同文会からの「霞山文庫」や「中日大辞典文庫」、さらには「ウィットフォーゲルコレクション」などが含まれています。また、蔵庫に収蔵されている「簡斎文庫」や「菅沼文庫」も、地域の文化や歴史に関心のある方々にとって重要な資料となっています。

所在地・交通アクセス

愛知大学図書館の各館は以下のように配置されています。

名古屋図書館

• - 所在地: 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-6
• - アクセス: 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「ささしまライブ駅」から徒歩2分。名古屋駅からも徒歩でのアクセスが可能です。

豊橋図書館

• - 所在地: 愛知県豊橋市町畑町1-1
• - アクセス: 豊橋鉄道渥美線「愛知大学前駅」下車すぐ。

車道図書館

• - 所在地: 愛知県名古屋市東区筒井二丁目10番31号
• - アクセス: 名古屋市営地下鉄「車道駅」から徒歩2分。

これらのアクセス情報を活用し、多くの利用者に便利な図書館として親しまれています。愛知大学図書館は、学生や市民が様々な資料に触れ、学びを深めるための場となっており、その役割は今後も重要です。

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