愛知県道350号北一色東広瀬線

愛知県道350号北一色東広瀬線は、愛知県豊田市内を東西に結ぶ一般県道です。その名の通り、かつての北一色町と東広瀬を結ぶ役割を担っていました。

概要

この県道は、豊田市折平町を起点とし、東広瀬町に至ります。起点は愛知県道33号瀬戸設楽線との交差点であり、終点は愛知県道355号島崎豊田線との交差点です。

総距離は比較的短いものの、沿線には変化に富んだ風景が広がります。一部区間には狭隘な道幅の箇所も存在し、運転には注意が必要です。特に、国道419号線から終点にかけては、飯野川に沿って大きく蛇行しており、見通しの悪いカーブが連続します。

路線データ

起点：豊田市折平町（愛知県道33号瀬戸設楽線交点）
終点：豊田市東広瀬町（愛知県道355号島崎豊田線交点）

沿革

1959年12月15日：一般県道北一色三河広瀬停車場線として認定
2007年4月1日：一般県道北一色東広瀬線に改称

かつては「北一色三河広瀬停車場線」という名称でした。これは、名鉄三河線の三河広瀬駅へのアクセス道路としての役割も担っていたためです。しかし、名鉄三河線の猿投・西中金間が廃止されたことに伴い、終点が東広瀬町に変更され、現在の名称となりました。

重複区間

国道419号（豊田市迫町・藤岡飯野町間）

地理

起点は北一色町の少し手前の折平町に位置しています。北一色町から国道419号までの区間には、道幅が狭い、いわゆる「険道」と呼ばれる区間が存在します。この区間は、対向車とのすれ違いに注意が必要です。

国道419号から終点までは、飯野川に沿うように道路が続いています。この区間は、カーブが連続しており、特に雨天時や夜間は慎重な運転が求められます。

通過する自治体

愛知県
豊田市

主な接続路線

国道419号
愛知県道11号豊田明智線
愛知県道33号瀬戸設楽線
愛知県道355号島崎豊田線

周辺情報

豊田市役所 藤岡支所
飯野川
豊田市立西広瀬小学校
* 名鉄三河線三河広瀬駅跡

県道沿いには、豊田市の行政機関である藤岡支所や、地域住民の生活を支える西広瀬小学校があります。また、かつて名鉄三河線が走っていた頃の三河広瀬駅の跡地も、この県道沿いに位置しています。

愛知県道350号北一色東広瀬線は、地域の生活道路として、また、周辺地域へのアクセス道路として、重要な役割を果たしています。

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