愛知県道436号作手清岳玖老勢線

愛知県道436号作手清岳玖老瀬線は、新城市内を東西に結ぶ一般県道です。

概要

この県道は、そのほとんどが山間部を通過します。人家が比較的見られるのは、起点の作手清岳、終点の玖老勢、そして中間地点の布里地区に限られます。しかし、山間部でありながらも川沿いを走るため、極端な急勾配は少ないのが特徴です。特に、長楽交差点から終点にかけては2車線区間が整備されており、国道257号の狭隘な区間や迂回を避ける車両が多いため、交通量は比較的多い傾向にあります。

路線データ

起点：愛知県新城市作手清岳
終点：愛知県新城市玖老勢字追分下（玖老勢交差点）
全長：約26.2km（他路線との重複区間を含む）

沿革

1959年12月15日：一般県道清岳玖老勢線として認定
2007年4月1日：一般県道作手清岳玖老瀬線に改称

通過する自治体

愛知県
新城市

接続する道路

国道301号（新城市作手清岳字郷ノ根：市場交差点）
愛知県道435号作手保永海老線（新城市愛郷字河子石・塩瀬ウトヲ間で重複）
愛知県道438号布里新城線（未完成道路、新城市布里字松ケ根）
国道257号・国道420号（新城市布里小松：小松橋西詰・長楽交差点間で重複）：257号只持交差点は接続点ではないが近道のため257号側に案内看板あり
愛知県道32号長篠東栄線・愛知県道389号富栄設楽線（玖老勢交差点）

沿線情報

古宮城址：戦国時代の山城跡。
作手谷中分水界：作手高原に位置し、矢作川水系と豊川水系を分ける。
巴川（豊川水系）：県道沿いを流れる。
新城市立鳳来西小学校（2016年3月31日廃校）：地域の歴史を伝える。
鳳来布里郵便局：地域住民の生活を支える。
布里堰堤（布里発電所へ導水）：水力発電に利用される堰堤。
海老川：県道の最終区間と並行し、長楽交差点付近で豊川に合流する。
鳳来寺郵便局

その他

この県道は、新城市の山間部を繋ぐ重要な役割を担っており、地域の生活や経済を支えています。また、沿線には歴史的な史跡や自然豊かな景観が点在しており、ドライブやツーリングにも適したルートと言えるでしょう。

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