戦え原始人

戦え原始人

『戦え原始人』は、データイーストから発売されたゲームソフトのシリーズです。全4作品がデータイーストから発売されましたが、2022年にはフランスでリメイク作が開発・発売され、再び注目を集めています。

JOE&MAC 戦え原始人

シリーズの原点となるアーケードゲームで、1991年に登場しました。同年にはスーパーファミコンにも移植され、データイースト初のスーパーファミコンソフトとなりました。2021年5月26日からは、『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』でも配信されています。

2人同時プレイが可能で、1Pはジョー、2Pはマックを操作します。特徴的なシステムとして、プレイヤー同士が対戦できる「2P SUPER GAME」モードが搭載されています。

日本ではスーパーファミコン版が有名ですが、海外ではSEGA Genesis（メガドライブ）やAmigaなど、様々な家庭用ゲーム機に移植されています。

戦え原始人2 ルーキーの冒険

1992年12月18日に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトで、シリーズの第2作です。2012年1月17日よりプロジェクトEGGにて配信、2022年5月27日には海外の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』にて配信開始。

今作の主人公はルーキーです。敵にやられると猿の姿に変身し、その状態で再度ダメージを受けるとミスとなります。パスワード機能が搭載され、途中からのプレイが可能です。

海外版は『Congo's Caper』というタイトルで発売されました。

ステージ構成

全6ステージで構成され、各エリアは4つの面で構成されています。各エリアの最終面にはボスが待ち構えており、倒すとステージクリアとなります。ボスを倒すとダイヤモンド（大）が出現します（最終ステージを除く）。

アイテム

ダイヤモンド（小）: 100個集めると残機数が1つ増えます。
ダイヤモンド（大）: 残機数が1つ増えます。
水色の箱: スロットが回転し、3つの絵柄が揃うと良いことが起こります。
赤い玉: 猿の状態で取るとルーキーに戻ります。ルーキーの姿で3つ取ると、髪が金色になり、ジャンプ力が増します。

戦え原始人3 主役はやっぱりJOE&MAC

1994年に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトです。2012年7月31日よりプロジェクトEGGにて配信。また、2019年9月6日配信開始のNintendo Switchのオンラインサービスの特典ソフト『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』に収録されました。

初代の主人公であるジョーとマックが再びプレイヤーキャラクターとして登場します。前作の主人公ルーキーは絵として登場します。2人同時プレイが可能で、1Pはジョー、2Pはマックを操作します。前作に存在した「2P SUPER GAME」は廃止されました。

アクションステージに加え、村の探索やアイテム購入などの要素が追加されました。女性キャラクターとの結婚や家庭を持つことも可能で、エンディングに影響します。

ストーリー

フーバーという男が村の冠を盗んで逃走し、長老はジョーに冠を取り戻すよう命じます。フーバーは城に潜伏しており、そこへ行くには「レインボーストーン」が必要です。

JOE&MAC リターンズ

1994年にデータイーストから発売されたアーケードゲームで、シリーズ最終作です。

2人同時プレイが可能で、1Pがジョー、2Pがマックなのは初代アーケード版と同じです。ゲームジャンルは横スクロールアクションから固定画面アクションに変更されました。同社から発売された『ダイエットGOGO』のゲームシステムを一部流用しています。

敵キャラクターとして『ファイターズヒストリー』の溝口誠が登場します。

New Joe & Mac - Caveman Ninja

2022年11月にフランスのゲーム会社Microidsから発売されたシリーズ第1作のリメイク作です。日本未発売。グラフィックが一新され、アーケードモードに加えエクステンドモードが用意されています。2人での協力プレイも可能で、トレーニングモード、ボスラッシュモード、スコアアタックモード、スピードランモードが追加されています。

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