所さんのブクブクゴシゴシ!

「所さんのブクブクゴシゴシ!」は、TBSラジオをキー局として2004年10月4日から2007年3月26日まで、毎週月曜21:00～22:00に放送されていたラジオ番組です。プロ野球オフシーズン時には「おとなの時間割」という番組に内包されていました。

番組の主な内容は、パーソナリティの所ジョージとアシスタントが、特に決まったコーナーを設けず、毎回自由にトークを展開するというものでした。番組タイトルの「ブクブクゴシゴシ」は、体を洗う際の擬音を表現しており、当時の調査でこの時間帯にラジオを聴く層が風呂で聴いている割合が高いことから、長風呂をしながら楽しんでもらいたいという意図が込められていました。

番組冒頭では、タイトルコール後に歓声の効果音が流れるのがお決まりでしたが、所ジョージはしばしばわざと間違った番組名を言って音響効果担当者をからかおうとしていました。「所さんのブブブブシシシシ」や「所さんのブクブクチンチロリン」などと様々なバリエーションを試みましたが、毎回失敗。一度だけ、正しい番組名を突然言うことで、音効担当者を慌てさせるという形で成功しました。しかし、最後まで間違った番組名で歓声が入ることはありませんでした。

番組のエンディングでは、リスナーからのハガキやメールを募集していましたが、実際に番組内で紹介される機会はあまり多くありませんでした。むしろ、前の週に募集したテーマのメールを読もうとした際に、所ジョージが怒り出すことさえありました。

また、番組中には所ジョージが歌うフィーチャリングソングが流れることもありました。「海峡」や「娘に捧げるバラード」などがありましたが、これらの楽曲が商品化されることはありませんでした。

番組の締めくくりは「来週は、ちゃんとやります」という言葉が定番でしたが、最終回では「来週は、違う人がちゃんとやります」という言葉で締めくくられました。

番組のパーソナリティは所ジョージで、アシスタントは以下の通りです。

駒田健吾（TBSアナウンサー、2006年8月～最終回）
太田ダメ吉（番組内では「太田君」と表記。途中「東京たまごやき」に改名。武方の降板からしばらくして、特にアナウンスもなく降板。降板の理由として、番組内で所ジョージにお使いを頼まれた際に、頼まれた「うぐいすあんのくるみまんじゅう」ではなく、「白あんのくりまんじゅう」を買ってきたことが原因で、所の怒りを買ってしまったという説があります。）
武方直己（元TBSアナウンサー、～2006年8月、広報部に異動のため降板）

番組内では、「所さん私物プレゼント」という企画が行われることもありました。

番組のスタッフは以下の通りです。

構成：クリタヤスシ
ディレクター：おスギ（本名不明）

番組は、TBSラジオ番組一覧、デオデオ（一時期スポンサー）、天才!トコロ店、所萬遊記などとも関連がありました。

2006年4月以降のネット局は以下の通りです。●印はTBSと同時ネットです。

TBSラジオ（キー局） 毎週月曜21:00～22:00
北日本放送 毎週土曜22:00～23:00
北陸放送 毎週日曜23:00～24:00
中部日本放送 毎週日曜24:00～25:00 ※愛知県には、デオデオと同じエディオングループのエイデンの本社があります。
山陰放送 毎週月曜21:00～22:00●
山陽放送 毎週日曜15:00～16:00
西日本放送 毎週月曜21:00～22:00●

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