所沢市立向陽中学校

所沢市立向陽中学校について

所沢市立向陽中学校（ところざわしりつ こうようちゅうがっこう）は、埼玉県所沢市向陽町に位置する公立中学校です。この学校は、1971年4月1日に所沢第二中学校として始まり、同年の7月1日に現在の名称に改名されました。そのため、7月1日は同校の開校記念日として認識されています。

沿革

向陽中学校は設立以来、地域の教育に貢献してきました。2010年には新たに武道場が完成し、所沢市内の中学校の中で唯一武道場を有していない状態が解消されました。この武道場は体育の授業や剣道部の活動、さらには学年集会の開催にも利用されており、地域の生徒たちにとって重要な施設となっています。武道場の設置は、本校の卒業生である藤本正人氏の尽力によるものとも言われています。

教育目標

この学校の教育目標は、学生に自主性と自立性を育むこと、心身ともに健全な生徒を育成することです。具体的には、自ら勉強する姿勢を持ち、温かい心を持ったたくましい生徒を目指しています。

部活動

向陽中学校では、多様な部活動が用意されており、生徒は自分の興味や関心に応じて参加しています。運動部では、陸上部、卓球部、テニス部、剣道部、サッカー部、野球部、バスケットボール部、バレーボール部などがあります。特に1983年には男子バスケットボール部が全国中学校大会で準優勝し、その成果は学校の誇りとなっています。

文化部には、科学部、コーラス部、美術部、英語部、吹奏楽部（ブラスバンド部）などがあり、芸術や文化活動を通じて多様な経験が得られます。また、委員会活動も活発であり、学級委員会や保健安全委員会、体育委員会、環境委員会、図書委員会、給食委員会、生活委員会、放送委員会、選挙管理委員会などが存在しています。これらの活動を通じて、生徒たちはリーダーシップや協力の精神を学びます。

主な卒業生

向陽中学校には多くの著名な卒業生がいます。俳優の竹野内豊や、競艇選手の後藤浩、音楽家の貫輪久美子、アーティストの髙木亮太、プロ野球選手の山﨑福也、政治家の藤本正人、俳優の越村友一、アイドルであり女優の浅川梨奈、YouTuberの加野伶など、さまざまな分野で活躍しています。

所在地とアクセス

所沢市立向陽中学校は、埼玉県所沢市向陽町2124に位置しています。交通アクセスは、以下の通りです。西武新宿線の新所沢駅からは西口を出て徒歩15分から20分程度、約1400メートルの距離です。また、西武池袋線の小手指駅北口からは徒歩20分から25分、約1700メートルとなっております。なお、所沢市内循環バスである「ところバス」北路線にて「向陽町」停留所からは徒歩5分から8分程度です。

外部リンク

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