アルバム『手をつなごう』について
『手をつなごう』は、
山下久美子によるセルフカヴァーアルバムで、
2010年6月23日に
キングレコードのDEEP ZONEレーベルから発売されました。このアルバムは、山下にとって約5年ぶりとなる新譜であり、特に注目すべきは彼女にとって初のセルフカヴァーアルバムである点です。
アルバムの背景
このアルバムは、
2005年にリリースされたカヴァーアルバム『Duets』以来の新しい作品として、ファンにとって待望のリリースとなりました。
音楽プロデューサーとして
笹路正徳が携わっており、彼の手によって
山下久美子の楽曲に新たな息吹が吹き込まれました。本作の収録曲は、彼女自身が選曲しており、彼女の音楽の軌跡を辿ることができる構成となっています。
収録楽曲の解説
このアルバムには、
山下久美子の過去のシングル曲が多く含まれています。以下は、その代表的な収録曲の解説です。
- - 宝石: 27番目のシングルのセルフカヴァー。
- - MELODY - from Liverpool: 19番目のシングルのセルフカヴァーで、オリジナルの魅力を引き立てるアレンジが施されています。
- - 秋ラメきれない Night Movie: 8番目のシングル「こっちをお向きよソフィア」のB面曲のセルフカヴァーです。
- - 赤道小町ドキッ: 6番目のシングルのセルフカヴァーで、彼女のトレードマークとも言える切ないボーカルが魅力的です。
- - バスルームから愛をこめて: デビューシングルのセルフカヴァーで、新たな感情が表現されています。
- - 手をつなごう: 新曲であり、このアルバムのタイトルを飾るにふさわしいナンバーです。
- - 微笑みのその前で: 20番目のシングルのセルフカヴァーで、楽曲の持っている情感を再現しています。
- - Rock me Baby: 19番目のシングルのB面曲のセルフカヴァーです。
- - リリス: 18番目のシングルのセルフカヴァーで、独自の解釈が施されています。
- - 微笑みをもう一度: 13番目のスタジオアルバム『JOY FOR U』収録曲のセルフカヴァーです。
- - 星になった嘘: 12番目のシングルのセルフカヴァーで、彼女の歌声が楽曲に深みを与えています。
参加ミュージシャン
アルバムには、様々な才能豊かなミュージシャンが参加しており、
山下久美子の音楽に色彩を加えています。彼女の作品には、常に高いクオリティと独自のスタイルが反映されており、これらの楽曲を通じて彼女の音楽性の幅広さを実感できるでしょう。
まとめ
『手をつなごう』は、
山下久美子のこれまでのキャリアのスナップショットとも言えるアルバムです。彼女の過去の名曲が新たに生まれ変わり、また新曲も加えられたこの作品は、ファンにとってはだけでなく、これから彼女の音楽を聴こうとする人々にも魅力的に映ることでしょう。彼女の持つ音楽の力強さと美しさを体感する絶好の機会です。