播磨新宮駅

播磨新宮駅について

播磨新宮駅（はりましんぐうえき）は、兵庫県たつの市新宮町新宮に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）の姫新線に属する駅です。この駅は、地域の交通において重要な役割を果たしており、名古屋と姫路を結ぶ鉄道路線の一部として機能しています。

駅の歴史

播磨新宮駅の歴史は1932年（昭和7年）まで遡ります。7[[月]]11日に、鉄道省の姫津線の東觜崎駅からこの駅までの延伸に伴い、終着駅として開設されました。開設当初、駅名は兵庫県揖保郡新宮村新宮として表示されていました。

1934年には姫津線がこの駅から三日月駅まで延伸され、途中駅となりました。その後、当駅が姫津西線に改称されると、数回の改称や延伸を経て、1947年（昭和22年）には姫路駅から東津山駅を結ぶ姫津線に組み込まれました。

1987年の国鉄分割民営化により、JR西日本に移管されると、2009年には橋上駅舎化工事が始まり、2010年には新しい駅舎が開業しました。また、2016年にはICカード「ICOCA」の利用も可能になり、交通機関の利便性が向上しました。

駅の構造

播磨新宮駅は、単式と島式のホームを併せ持つ橋上駅で、2面3線の構造をしています。改札口は2階にあり、階段やエレベーターを通じて各ホームにアクセスできます。また、駅周辺には南北方向の自由通路が設置されており、自転車の通行もできるスロープも備えています。

駅舎の外壁には、SPring-8をイメージした円形の飾り帯があり、地域の特色を反映しています。駅の南口には有料駐車場や無料駐輪場、多機能トイレ、ロータリーバス乗り場が整備されており、利便性が高まっています。駅の北口にも駐車場と駐輪場があります。

利用状況

2021年度のデータによると、播磨新宮駅の一日平均乗車人員は1,091人となっています。これは、地域住民や通勤・通学の利用者に広く利用されていることを示しています。駅は姫路方面へのアクセスが便利で、姫路行の列車は毎時2本が発着し、佐用方面への列車も日中には1～2本の頻度で運行されています。

周辺交通

駅の南口からは、ウイング神姫が運行するバス路線が多数発着しています。地域の主要な交通手段として、山崎や加生山崎高校前行のバスや、県立大附属高校前、SPring-8行のバスが利用できます。また、たつの市のコミュニティバスも駅周辺を走っており、便利な交通体系が整備されています。

まとめ

播磨新宮駅は、たつの市の交通の要所であり、地域の利便性に大きく寄与しています。歴史と共に進化し続けてきたこの駅は、今後も地域住民の重要な移動手段として、さらなる発展が期待されます。

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