新しい波24

『新しい波24』概説

『新しい波24』は、日本のフジテレビ系列で2017年4月から9月まで放送されたバラエティ番組です。略称は『なみにじ』で、過去に放送された「新しい波」シリーズの第4弾として位置付けられています。この番組は、お笑い界のビッグスターが8年ごとに誕生するという「お笑い8年周期説」に基づき、次世代の才能を発掘するプロジェクトとして立ち上げられました。

放送内容と形式

放送時間は毎週火曜の午前0時25分から55分までで、全29組の若手芸人たちが選抜され、目標として2020年までにゴールデンタイムへの昇格を掲げていました。番組を演出したのはフジテレビの若手ディレクターで、メンバーの成長を支援することも重要なミッションです。レギュラーの出演 MC には、週替わりで若手女性タレントが起用され、ナインティナインの岡村隆史が「後見人」としてレギュラー出演しました。

番組はフジテレビの本社7階「フジさんのヨコ」で公開収録されています。また、特定の回ではお台場のイベント会場などでも収録が行われました。

メンバーと出演者

波24メンバーの中から、毎週3〜6組が出演しましたが、出演割合は均等ではなく、特定のコンビやトリオが多く出演する傾向が見られました。例えば、霜降り明星やフースーヤは頻繁に登場する一方で、アメリカンコミックス・ブラゴーリやハンサムケンヤは限られた回数しか出演しませんでした。

番組は2017年9月に終了しましたが、出演メンバーの中にはその後もフジテレビ系列の新番組『AI-TV』に参加する者もおり、特にフースーヤや霜降り明星、四千頭身などはこの新たなステージでも活躍しています。

他のシリーズとの違い

『新しい波24』は、これまでの「新しい波」シリーズと比較して、さまざまな点で異なっています。若手お笑い芸人だけでなく、AV女優や音楽アーティストがノンジャンル枠として出演するなど、幅広いジャンルが取り入れられました。また、メインの司会者は固定ではなく、若手女性タレントが週ごとに交代するスタイルが新たに採用されました。

主なコーナーと内容

番組ではいくつかの特定のコーナーが設けられ、それぞれ異なるテーマで進行されました。

• - おのぼりフースーヤ: 兵庫県神戸市出身のフースーヤが、東京での新生活をギャグとして表現するコーナー。
• - 大自然がいるとそこが沖縄に見えるシリーズ: 都内の施設を大自然が沖縄の風景のように演出するコーナー。
• - 紗倉まなのドキドキ初体験本番スペシャル: 紗倉まなが、アダルトビデオを模したインタビューを通じて様々な初体験を体験する企画。

これらの多彩なコーナーは、不定期で放送され、視聴者を楽しませました。

まとめ

『新しい波24』は、次世代のお笑いタレントを発掘することを目的とした魅力的なバラエティ番組でした。一部のメンバーは新たなステージで脚光を浴び、他のメディアでも活躍を続けていることから、シリーズは大きな影響を持つこととなりました。

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