新光証券

新光証券株式会社とは

新光証券株式会社は、かつて存在した日本の証券会社であり、現在のみずほ証券株式会社の旧商号です。2009年5月7日に旧みずほ証券を吸収合併し、新光証券からみずほ証券へと商号を変更しました。

概要

みずほフィナンシャルグループ系列の証券会社として、幅広い金融商品を取り扱っていました。そのルーツは、1917年設立の大商証券、1891年設立の福島浪蔵商店に遡ります。2000年4月には、新日本証券と和光証券が対等合併し、新光証券が誕生しました。

社名には「新しい視点で証券投資へ光を当てる」という思いが込められ、社章は顧客の資産成長を象徴する「光の樹木」をモチーフとしていました。

東京駅前の本社

本社は東京都中央区八重洲に位置し、東京駅八重洲口に面したビルにありました。このビルは、かつて山一證券が本社として使用していたもので、壁面に設置された大型ビジョン「新光ハローボード」は、東海道新幹線のホームからも見ることができました。

旧みずほ証券との合併

2007年1月、みずほフィナンシャルグループの証券事業強化のため、旧みずほ証券と合併することで基本合意しました。当初は2008年1月1日に合併予定でしたが、みずほ証券のサブプライムローン問題による損失発生により延期されました。合併比率の見直しなどを経て、2009年5月7日に合併し、みずほ証券株式会社となりました。

この合併により、新光証券の本店はみずほ証券のリテール部門における本部機能となり、その後、店名が何度か変更されました。

合併に際しては、店舗外観がみずほフィナンシャルグループのイメージカラーであるコズミックブルーを基調としたものに変更されました。

沿革

1891年：福島浪蔵商店（後の山叶證券）創業
1891年：玉塚商店（後の玉塚證券）創業
1917年：大阪商事株式会社（後の大商証券）設立
1967年：大商証券が玉塚證券、山叶證券と合併し、新日本証券として発足
1947年：大井証券株式会社設立
1968年：和光証券株式会社に商号変更
2000年：新日本証券と和光証券が合併し、新光証券に商号変更
2009年：旧みずほ証券と合併し、みずほ証券に商号変更

関連会社

新光証券は、多くの関連会社を持っていました。これらの会社は、投資信託、総合研究所、投資顧問、システム開発、不動産、ビジネスサービスなど、幅広い分野で事業を展開していました。

かつての提供番組

新光証券およびその前身企業は、数多くのテレビ・ラジオ番組を提供していました。

旧・大商証券提供番組

珍犬ハックル
サーカス・ボーイ

旧：新日本証券提供番組

クイズ!宇宙船地球号
木曜夜8時時代劇枠（名奉行 遠山の金さんなど）

旧：和光証券提供番組

火曜夜8時時代劇枠
どーする?!TVタックル

旧：新光証券提供番組

時報コマーシャル（TBSラジオ）

関連項目

東京ディズニーリゾート（公式スポンサー）
* ビリー・ジョエル（2006年来日公演スポンサー）

新光証券は、日本の証券業界において重要な役割を果たした企業の一つです。その歴史と実績は、現在のみずほ証券に引き継がれています。

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