新土裕二

新土 裕二について

新土裕二（しんど ゆうじ）は、1983年2月19日生まれの日本のリングアナウンサーで、山梨県南アルプス市出身です。玉川大学を卒業後、2005年にプロレスリング・ノアに入社し、リング staff としてのキャリアをスタートさせました。初めはレフェリー見習いとして活動し、その後は営業の職務に転じましたが、徐々にリングアナウンサーとしての道を歩むこととなります。

新土のプロレス界での本格的なデビューは2008年2月16日に、広島県立広島産業会館で行われた大会において飾られました。この日のリングアナデビューは、前任の村上健の解任がきっかけで急遽実現したものです。デビュー後は、その声と存在感でファンを魅了し、即座に団体の広報業務も担うことになりました。記者会見の司会を務めるなど、その職務は多岐にわたり、新土の能力が評価されています。

新土は自身の目標として、かつて新日本プロレスで活躍した田中ケロを掲げています。 2021年末には大日本プロレスを離れ、2022年からはフリーアナウンサーとして活動を開始しました。2024年7月、全日本プロレスへの入団が決定し、彼のキャリアには新たな章が加わることとなります。

対バラモン兄弟との関係

2011年の下半期に、彼はバラモン兄弟（バラモン・シュウ＆バラモン・ケイ）からの集中的な攻撃に見舞われました。この状況に対し、新土は独特のキャッチフレーズを使用して反撃を始めました。これらの発言はバラモン兄弟とのやり取りの中で特に注目され、一時期大日本プロレスの名物となりました。

彼が使った台詞の一部には、以下のようなものがあります。

• - 「バカ兄弟の無謀な挑戦」
• - 「横浜市保土ケ谷区が生んだアジア人の恥」（アジアタッグ王座挑戦に際して）
• - 「社会不適応者。残された道はホームレス」
• - 「おめでとうございます。ですが、僕は、認めません!」（日本インディー大賞ベストユニット賞3回目受賞に対して）
• - 「果たして11年目はあるのでしょうか!」（バラモンのデビュー10周年に向けて）
• - 「いい年こいていつまでそんな事を」（バラモンの35歳の誕生日に際して）
• - 「一騎当千の選考に漏れた残念な弟」・「一騎当千の予選で敗れた最弱な兄貴」
• - 「人生クソまみれ」（BJW認定タッグ王座挑戦に際して）

これらの発言からも、新土の個性的なキャラクターやユーモアセンスが伺えます。彼のファンとの一体感や、時には挑発的なコメントが、彼のキャリアを彩る重要な要素となっています。

新土裕二は、その独自のスタイルとキャッチフレーズで日本のプロレス界に名を刻む存在です。今後も彼の活躍が期待されます。

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