新富士インターチェンジ

新富士インターチェンジについて

新富士インターチェンジは、静岡県富士市厚原に位置し、新東名高速道路と西富士道路を結ぶインターチェンジです。ジャンクションとしての機能も兼ね備えています。富士市内では2番目に開通した高速道路のインターチェンジであり、北に隣接する富士宮市に近い場所に位置しています。地理的には、富士市役所と富士宮市役所の都市間、および西富士道路の中間地点にあたります。

東名高速道路の富士ICとは異なり、新富士インターチェンジは西富士道路と一般道が直接接続していません。新東名高速道路に接続する静岡県道88号一色久沢線と同様に、料金所が直結しているため、一般道への流出はできません。このため、誤って進入するケースも見られます。利用の際は注意が必要です。もし誤って進入した場合は、料金所まで進み、係員の指示に従って適切なルートで戻る必要があります。

富士市街地へのアクセスは、東名高速道路の富士ICの方が近いですが、中部横断自動車道からアクセスする場合は、新清水JCTを経由して新東名高速道路に入り、当ICで降りるのが効率的です。

歴史

新富士インターチェンジの歴史は以下の通りです。

2011年（平成23年）3月11日：新東名高速道路の新富士IC - 藤枝岡部IC間が限定的に供用開始。
2011年（平成23年）8月26日：当ICの名称が「富士IC（仮称）」から「新富士IC」に正式決定。
2012年（平成24年）4月14日：御殿場JCT - 三ヶ日JCT間の開通に伴い、新富士インターチェンジが供用開始。

周辺施設

新富士インターチェンジ周辺には、以下の施設があります。

静岡郵便局
富士西公園
丸火自然公園
富士サファリパーク
富士山こどもの国
富士市総合運動公園
富士常葉大学
富士市立大渕中学校
富士市立岳陽中学校
富士市立大渕第一小学校
入山瀬駅（JR東海・身延線）
NEXCO総研試験機棟

接続する道路

新富士インターチェンジに接続する道路は以下の通りです。

新東名高速道路
静岡県道88号一色久沢線
西富士道路

料金所

新富士インターチェンジの料金所は以下の構成になっています。

入口
ブース数：3
ETC専用：1
ETC/一般：2
出口
ブース数：4
ETC専用：2
ETC/一般（精算機）：1
一般（精算機）：1

補足

新東名高速道路の開通日である2012年4月14日には、当インターチェンジで開通式典が開催されました。インターチェンジ周辺にはパーキングエリアや宿泊施設などの設置構想があり、自治体レベルでの検討や、一部の団体による誘致活動が行われています。

富士保全・サービスセンター

中日本高速道路東京支社の事業拠点である富士保全・サービスセンターが、インターチェンジの敷地内に併設されています。このセンターは、新東名高速道路の長泉沼津ICから新静岡IC、清水連絡路、東名高速道路の沼津ICから清水IC、中部横断自動車道の新清水JCTから富沢ICまでの維持管理を担当しています。料金所からの往来が可能ですが、一般車両は直接乗り入れることができません。県道側からの迂回が必要です。西富士道路からの利用も同様です。

センター施設

富士保全・サービスセンター内には以下の施設があります。

富士保全・サービスセンター
コミュニケーション・プラザ富士
来客用駐車場（収容数12台）

隣接するインターチェンジ

新富士インターチェンジの隣接ICは以下の通りです。

E1A 新東名高速道路：(6)長泉沼津IC - (6-1) 駿河湾沼津SA/SIC - (7)新富士IC - (8)新清水IC
西富士道路：広見IC - 新富士IC - 小泉IC

脚注

関連情報として、以下のリンクもご参照ください。

地理院地図（電子国土Web）・「新富士インターチェンジ」
中日本高速道路株式会社
新東名・新名神とは？
新東名高速道路の進捗状況
静岡県 富士土木事務所
新東名開通に伴うお知らせ

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