新山下出入口(しんやましたでいりぐち)は、
神奈川県横浜市中区に所在する首都高速
道路神奈川3号狩場線の重要な出入口です。この出入口は本牧JCT方面と狩場JCT方面の両方に設置されており、地元住民や観光客にとって便利な交通のハブとなっています。
ETC専用化と利便性
2022年4月1日以降、上下線ともに
新山下出入口の入口はETC専用になりました。これにより、利用者はスムーズに料金所を通過することができ、渋滞の緩和につながっています。ETC専用レーンは3車線設置されており、さらにサポートレーンも用意されています。また、空港中央方面からの出口も2車線の構成になっています。これにより、東京湾を越えるアクセスや
横浜市内の主要所への移動が、より快適に行えるようになりました。
周辺の魅力
新山下出入口の周辺には多くの観光スポットが点在しています。特に、横浜港の
山下埠頭や
本牧埠頭は、海の眺めを楽しむ場として知られています。また、
横浜中華街や
山下公園、
港の見える丘公園も近隣に位置し、観光客にとっては訪れる価値のあるエリアです。
ANAやJALなど、
横浜市中心部へ向かう際には、狩場JCT方面から
新山下出入口を利用することが一般的ですが、本牧JCT経由での湾岸線方面へのアクセスには制限があります。湾岸線の杉田や幸浦方面へ進む場合は、
山下町出口を利用することはできず、更に手前の阪東橋出口または本ランプで下車する必要があります。
出入口の機能
料金所の構成
新山下出入口には、狩場方面行きと空港中央方面行きに分かれた料金所があります。狩場方面には、ETC専用レーンが1、ETC/サポートレーンが1、及び閉鎖中のレーンが1あり、空港中央方面にも同様に、ETC専用とETC/サポートレーンがそれぞれ配置されています。これらの設備により、利用者のニーズに応じた迅速な料金収受が実現されています。
注意事項
新山下入口から本牧JCT経由で杉田・幸浦方面へ向かうルートは利用できないため、注意が必要です。また、狩場JCT方面からは、
山下町出口を通過できないため、
山下公園方面に向かうには阪東橋出口か本ランプから一般街路を通るしかありません。
まとめ
新山下出入口は、ETC専用化によって交通の流れを円滑にし、周辺観光地へのアクセスを利便性の高いものとしています。観光やビジネスで横浜に訪れる際には、この出入り口を利用することが、多くの魅力を発見する手助けとなるでしょう。