新川インフォメーションセンター

株式会社新川インフォメーションセンターについて

株式会社新川インフォメーションセンター、通称NICE TVは、富山県魚津市に拠点を置くケーブルテレビ局です。主に有線テレビジョン放送業務と電気通信サービス、つまりインターネット、IP電話、直収電話を提供しています。また、魚津市が設置したCATV設備の管理・運営も行っています。

サービスエリアと沿革

新川インフォメーションセンターのサービスエリアは富山県魚津市全域に広がっており、地域住民を対象に様々なメディアサービスを提供しています。

同社は1998年に設立され、1999年には富山県富山市における最初のケーブルテレビ局として開局しました。開始当初からインターネット接続サービスも同時に提供しており、2002年には株式会社新川インフォメーションセンターに名称を変更しました。その後も、様々なサービスの開発や技術革新を進め、2019年には光ファイバーによるインターネットサービス「NICE TV光サービス」を開始しました。

放送チャンネルと視聴方法

新川インフォメーションセンターでは、地上波、BS、BS4K放送をパススルー方式で提供しており、普通のテレビで視聴が可能です。CS放送は日本デジタル配信（JDS）を利用しており、チャンネルや有料サービスの詳細は公式サイトで確認できます。

地域に密着したコミュニティチャンネルもあり、「コミュニティ魚津」と「暮らし☆いきいきチャンネル」の2つが中心となって放送されており、地元の話題を取り入れた自社製作の番組が多くあります。ためしに、地域の子どもたちを取り上げた「げんきキッズ」や魚津の生活を紹介する「まちかど魚津」などがあります。

自主制作番組の受賞歴

新川インフォメーションセンターは、自主制作番組で高い評価を受けており、いくつかの作品が「日本ケーブルテレビ大賞」のプログラムコンクールで入賞しています。その中には、地域の魅力を伝える「ナイスキャッチUOZU」や、特別賞を受賞した「謝謝&再見 鉢を忘れない」といった番組も含まれています。

サービス内容

テレビサービスには様々なコースがあり、各ユーザーのニーズに応じた選択が可能です。光テレビやインターネットのサービスも充実しており、光10Mコースから光1Gコースまで多様な速度設定が用意されています。また、新規受付を終了した同軸サービスも提供されており、地域住民が様々なメディアと快適に繋がるための基盤を整えています。

地元への貢献

新川インフォメーションセンターは、開局前に地域からの強い反対があったにもかかわらず、関係者の尽力によって開局に至ることができました。今では地域のインフラとして、テレビやインターネットを通じて地域の情報を発信する重要な役割を担っています。地域密着型のサービスを通じて、魚津市民の暮らしを豊かにする存在となっています。

このように、株式会社新川インフォメーションセンターは、地域の情報を発信するだけでなく、新しい技術やサービスを通じて住民の生活向上に寄与している重要な機関です。

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