新潟日報メディアシップ

新潟日報メディアシップ

新潟日報メディアシップは、新潟県新潟市中央区万代三丁目に位置する、高さ105メートル、地上20階建ての超高層ビルです。この施設は新潟日報社の本社を中心に、公共スペースやテナントスペース、立体駐車場を備えた多機能複合型ビルとして設計されています。このビルの建設は、新潟日報の創刊70周年を記念した事業の一環として行われ、2013年1月末に竣工し、同年4月にはグランドオープンを迎えました。

概要

新潟日報メディアシップは、信濃川近くに位置し、萬代橋通りと東港線の交差点に面しています。この立地は、万代シテイと隣接しており、地域の中心的な役割を果たしています。本ビルの南側は、建設コンセプト「人をつなぐ、時間をつなぐ、まちをつなぐ『現代の北前船』」に基づき、北前船の帆をイメージした流れるようなデザインが特徴です。また、夜間にはLEDによる美しいライトアップが施され、視覚的に魅了します。

歴史

この場所には1973年まで「ミナミプラザ」という総合レジャービルが存在していましたが、老朽化により2007年に閉鎖されました。その後、ダイア建設がこの土地を取得し商業施設を計画しましたが、経営破綻により計画は頓挫します。2010年に新潟日報社が新しい本社機能をこちらに移転することを決め、以降の建設が始まりました。

施設内容

新潟日報メディアシップは、単なるオフィスビルではなく、文化やビジネス、教育の各機能が融合したスペースです。展望フロア「そらの広場」は、地上約100メートルに位置し、美しい景色を楽しむことができ、イベントスペースとしても利用されています。また、4階には緑豊かな「みどりの広場」という屋外テラスがあり、ここでは様々なイベントも開催されています。1階のエントランスホール「みなと広場」は吹き抜けの構造を有し、地域のイベントにも対応しています。

フロア構成

新潟日報メディアシップの20階には展望フロア、19階にはレストラン、さらに14階から18階には新潟日報社のメディアフロアがあります。7階にはカルチャースクールがあり、様々なセミナーや講座が開催され、地域住民と連携しています。また、各階に商業スペースやオフィスも存在し、ビジネス面でも多様な機能を提供しています。

アクセス

新潟日報メディアシップへのアクセスは非常に便利です。新潟駅から徒歩約10分、自転車やバスでもアクセス可能で、周辺には多くの公共交通機関が利用できます。新潟市の様々な施設へのアクセスも良好で、地域の中心的存在として多くの人々に利用されています。

新潟日報メディアシップは、地域社会の情報発信や文化活動を担う重要な役割を果たし続けています。

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